SEO相談100件を分析|中小企業サイトで多かった悩みTOP6【2026年】

SEOの記事は世の中に大量にありますが、 「実際に中小企業が何に困っているのか」を数字で示したものは多くありません。

このページでは、当社に寄せられたSEO相談100件を分類した結果と、 利用企業120社の属性、 82社への聞き取りをまとめて公開します。 自社サイトの状況と照らし合わせる材料としてお使いください。

調査条件

  • 対象:ワンコインSEOに寄せられたSEO相談 100件
  • 分類方法:最初に相談された課題を1件につき1つに分類
  • 顧客属性:直近の利用企業 120社
  • SEO会社選定の調査:82社/複数回答
  • よくある質問:相談100件から集計(1件につき複数の質問あり)

最初に相談された課題 TOP6

SEO相談100件の課題分類
課題件数割合
コンテンツを作っても順位が上がらない26件26%
title・descriptionなど基本設定21件21%
Search Consoleを活用できていない16件16%
内部リンクが整理されていない14件14%
インデックスされない・遅い11件11%
WordPress・表示速度など技術的問題7件7%
その他5件5%

最も多かったのは「記事を書いているのに順位が上がらない」で26件。 一方で注目したいのは、titleや内部リンクといった、 比較的短時間で修正できる基本設定に関する相談が35件あったことです。 相談の3件に1件以上が、コンテンツを増やす前に片づけられる範囲にありました。

この構図は、SEOの入り口でよく起きる誤解を表しています。 「順位が上がらない=記事が足りない」と考えて記事を増やしたものの、 実際には土台の設定が整っていなかった——というケースです。 実際に何から手をつけるべきかはSEO内部対策チェックリスト30項目に整理しています。

相談時によく聞かれた質問 TOP8

同じ100件の相談から、実際に出た質問を集計しました。 1件の相談で複数の質問が出るため、合計は100を超えます。

相談100件で出た質問の集計
質問件数
SEOはどれくらいで効果が出る?34件
500円で何をしてもらえる?29件
WordPressでも対応できる?21件
Search Consoleは必要?18件
AIで作った記事でもSEOできる?16件
被リンクは必要?13件
MEOとSEOは何が違う?11件
SEO対策したのに上がらないのはなぜ?9件

上位2つが、専門的なSEO技術ではなく「期間」と「作業内容」だったのが特徴です。 アルゴリズムや被リンクの話より、 いつ・何をしてもらえるのかという、費用対効果の判断材料が求められていました。

それぞれの答えは各ページに書いています。 期間は1年間の運用スケジュール、 作業内容は料金プラン、 AI記事の扱いはAI Overviews に引用されるための施策、 被リンクは被リンクの獲得方法、 MEOとの違いはMEO対策とはをご覧ください。

SEO会社を選ぶときに重視するもの(82社)

SEO会社選定で重視する点(82社・複数回答)
重視するポイント割合
料金が分かりやすい68%
説明が分かりやすい61%
長期契約が不要49%
具体的な改善内容が分かる46%
レポートがある33%
有名なSEO会社である12%

「有名なSEO会社である」は12%にとどまりました。 上位を占めたのは料金・説明・契約条件で、 いずれも契約前に確認できる透明性に関する項目です。 知名度より、何にいくら払い、いつ辞められるのかが分かることが 重視されていました。

「長期契約が不要」が49%と約半数を占めた点も、中小企業の実情を表しています。 効果が読めないものに長期で縛られることへの警戒があります。 契約前に確認すべき点はSEO会社の選び方|契約前に確認する10項目に まとめています。

利用企業120社の業種とサイト規模

利用企業の業種(120社)
業種割合
サービス業31%
士業20%
EC・小売17%
建設・不動産14%
BtoB企業10%
その他8%
利用企業のサイト規模(120社)
ページ数割合
30ページ以下46%
31〜100ページ32%
101〜500ページ16%
501ページ以上6%

利用企業の78%が、100ページ以下の比較的小規模なサイトでした。 数千ページ規模のサイトを対象とした大規模SEOとは、前提がまったく異なります。 「どこから改善すればいいか分からない」という段階の事業者が 多数を占めていました。

サイト規模が小さいことは、SEOにおいて不利とは限りません。 ページ数が少ないほど、1ページあたりに手をかけられ、 サイト全体の構造も把握しやすくなります。 実際、100ページ以下のサイトであれば、 内部対策を一通り点検するのは現実的な作業量です。

業種によって、課題は大きく違う

120サイトを業種別に見ると、多い課題がはっきり分かれました。

業種別に特に多かったSEO課題
業種特に多かった課題該当率
士業地域+サービス別ページの不足57%
美容・店舗店舗・施術ページの情報不足63%
EC類似・重複URLの増加53%
BtoB検討段階向けの記事が少ない67%

士業

「税理士 + 都道府県名」のような大きなキーワードだけを狙い、 具体的な相談内容に対応するページが不足する傾向がありました。 相続、離婚、労務など、実際に相談される内容ごとのページがないと、 検討段階の検索を拾えません。

美容・店舗

トップページに情報を集約しすぎて、 施術・料金・店舗ごとの検索需要を拾えていないケースが目立ちました。 1ページに詰め込むほど、個別の検索には当たりにくくなります。

EC

商品の絞り込み、カテゴリー、タグなどによって、 似たURLが大量に生成されることが課題になりやすい業種です。 評価が分散し、どのページも上がりにくくなります。

BtoB

会社紹介やサービス説明は充実している一方、 「◯◯とは」「◯◯の選び方」「◯◯の比較」といった、 顧客が検討段階で検索するコンテンツが不足する傾向がありました。 該当率67%は、4業種の中で最も高い数字です。

すべてのサイトに同じSEOチェックリストを当てはめるより、 業種ごとの検索行動に合わせるほうが効率的です。 業種別の設計はSEO対策実績の各ページにまとめています。

このデータで言えないこと

数字を出す以上、どこまでが言えて、どこからが言えないのかも書いておきます。

上の点をふまえたうえで、参考値としてご覧ください。 当社が順位を実測した34キーワードの記録は34キーワードの実測データに、 キャプチャつきの個別実績はSEO対策実績に掲載しています。

よくあるご質問

SEOの相談で最も多い課題は何ですか?

100件の相談を分類したところ、最も多かったのは「コンテンツを作っても順位が上がらない」で26件でした。次いでtitleやdescriptionなどの基本設定が21件、Search Consoleを活用できていないが16件、内部リンクが整理されていないが14件です。

記事を増やせば順位は上がりますか?

相談100件のうち、titleや内部リンクといった基本設定に関するものが35件ありました。記事を増やす前に、土台の設定が整っているかを確認するほうが先になるケースが3件に1件以上あった計算です。記事量だけが原因とは限りません。

相談時に最も多い質問は何ですか?

「SEOはどれくらいで効果が出るのか」が34件で最多でした。次いで「500円で何をしてもらえるのか」が29件です。専門的なSEO技術より、期間と作業内容という費用対効果の判断材料が求められていました。

SEO会社を選ぶとき、何が重視されていますか?

82社への調査では、料金が分かりやすいが68%、説明が分かりやすいが61%、長期契約が不要が49%でした。一方、有名なSEO会社であるは12%にとどまっています。知名度より、契約前に確認できる透明性が重視されていました。

小規模なサイトでもSEOはできますか?

当社の利用企業120社のうち78%が100ページ以下のサイトでした。ページ数が少ないほど1ページあたりに手をかけられ、サイト全体の構造も把握しやすくなります。規模が小さいことは、必ずしも不利ではありません。

業種によってSEOの課題は違いますか?

違います。士業では地域とサービスを掛け合わせたページの不足が57%、美容・店舗では店舗や施術ページの情報不足が63%、ECでは類似URLの増加が53%、BtoBでは検討段階向け記事の不足が67%で最も多い課題でした。

このデータは日本の中小企業全体の傾向ですか?

いいえ。当社に相談された方に限った集計であり、統計的な代表性はありません。月額5,000円のサービスに関心を持った層という偏りもあります。参考値としてご覧ください。

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