SEO会社の選び方|契約前に確認すべき7項目と、断るべきサイン

SEO会社を選ぶ難しさは、発注する側に施策の良し悪しを判断する材料がないことにあります。 提案書に専門用語が並んでいても、それが妥当なのか過剰なのか分からない。

そこで、施策の中身ではなく検証できる事実だけで判断する方法を整理しました。 他社から当社へ乗り換えてこられた事業者の話から見えてきたものです。

このページの立場:筆者はSEO対策サービスの提供者です。中立ではありません。 ただしここに書いた基準は、当社自身にも同じように適用されるものです。 最後に当社がどう答えるかも明記しています。

SEO会社を見極める基準信頼できるSEO会社の特徴と、契約を避けるべきサインの比較。信頼できる会社の特徴○ 固定電話と所在地を公開している○ 料金と作業範囲が明文化されている○ 実績を検証可能な形で示している○ 上がらない可能性にも言及する○ 契約書と利用規約が事前に読めるその場で断ってよいサイン× 「必ず1位にできます」と断言する× Google関係者とのつながりを匂わせる× 当日中の契約を強く迫る× 施策内容を「企業秘密」として一切開示しない× 連絡先が携帯電話・050番号のみ
右側に1つでも当てはまる場合は、契約を急がず他社の話も聞いてください。

その場で断ってよい5つのサイン

詳細な検討に入る前に、これが出たら見送ってよいという足切り基準です。

サイン1:「必ず1位にします」と断言する

検索順位は競合の動きとアルゴリズム更新に左右されるため、 確約は原理的に不可能です。Google自身も、順位を保証する業者には注意するよう案内しています。

断言できるとすれば、誰も検索していないキーワードを選ぶか、 スパム施策で一時的に押し上げるかのどちらかです。

サイン2:「Googleと提携している」と言う

GoogleはSEO会社と提携していません。 「Google公認」「Googleパートナー(SEO領域での)」といった表現は事実に反します。 なお広告領域の「Google Partners」は存在しますが、これはリスティング広告の制度であり、 検索順位とは無関係です。

サイン3:被リンクを「本数」で提案する

「被リンクを100本設置します」のような提案は、 自社で用意したサイト群から機械的にリンクを張ることを意味します。 これはGoogleのスパムポリシーに反し、順位下落のリスクを伴います

サイン4:契約を急がせる

「今日中なら初期費用無料」「この枠は残り1社」といった時間的圧力。 SEOは1年単位の取り組みです。数日検討したところで結果は変わりません。 急がせる理由が発注側にない場合、それは売る側の都合です。

サイン5:施策の中身を「企業秘密」と言う

独自のノウハウがあること自体は正当です。しかし 「内部施策と外部施策で何をするか」の大枠すら説明できないのは別問題です。 大枠は業界で共通しており、隠す必要がありません。隠すのは、説明できない中身だからです。

契約前に確認すべき7項目

確認項目と、確認の方法
#確認項目確認方法
1固定電話番号があるかサイトの会社概要。携帯・050のみは要注意
2所在地が実在するか住所をGoogleマップで検索
3代表者名が公開されているか「会社名 代表者名」で検索
4事業の継続年数設立年+Web上の記録で裏を取る
5実績が検証可能かKW・測定日・計測ツールのキャプチャ
6成果未達時の規定契約書・利用規約に明記されているか
7自社サイトのSEO状態その会社自身が上位表示できているか

項目7について補足

「SEO会社なのに自社サイトが上位に出ない」ことを理由に切り捨てるのは、実は早計です。 「SEO対策」のような激戦キーワードは、実力とは別の資産量で決まるためです。

見るべきはむしろ、そのサイトの技術的な基礎です。

これらはSEOの基本中の基本です。 自社サイトでできていない会社に、他社サイトの改善は期待できません。

7項目について、当社の情報を公開しています

固定電話 03-4405-8483/本社 東京都中央区日本橋浜町2-33-5/代表 山岸 裕/2010年サービス開始。
実績は測定日つきのキャプチャで、返金条件は利用規約に明記しています。

実績を検証できる形で見る

この7項目に当社がどう答えるかは、 格安SEO対策のサービスページに一覧で載せています。 同じ基準で他社と比較してください。

実績の検証方法

「上位表示率○%」は検証できない

この数字は、母数となるキーワードの競合度でいくらでも変わります。 競合のいないキーワードばかりを母数にすれば、率は簡単に高くできます。

確認すべきは率の大小ではなく、母数の内訳が示されているかです。 示されていなければ、その数字は判断材料になりません。

検証可能な実績に必要な3点

  1. 対策キーワード——業種+地域名の構成が分かる形で(顧客保護のため一部伏せるのは正当)
  2. 測定日——順位は日々変動するため、日付のない実績は「いつの話か分からない実績」
  3. 計測方法——第三者ツールのキャプチャか、自社集計の表か。後者は書き換えられる

もうひとつの判断材料:上がり幅の小さい事例も載せているか。 すべてが1位になる実績しか掲載していない場合、都合のよい事例だけを選んでいる可能性があります。 40位から9位、9位から6位といった中間的な結果も含めて出している会社のほうが、 提示の姿勢として信頼できます。

提案書のどこを読むか

提案書は分量が多くても、判断に使える部分は限られています。次の順で読んでください。

1. 対策キーワードの選定理由

「なぜこのキーワードを選んだのか」が書かれているか。検索ボリュームだけを根拠にしている場合は要注意です。 検索数が多くても、上位が大手ポータルで固められていれば事業者サイトが入る余地はありません。 現在の上位10件がどういうサイトかまで見ているかを確認してください。

2. 現状分析の具体性

汎用的なチェックリストをそのまま貼っただけの分析か、 自社サイトを実際に見た記述があるか。後者なら、固有の指摘が入っているはずです。

3. 施策の実行主体

「内部施策を実施」と書かれていても、実際にサイトを触るのは誰なのか。 指示書を出すだけで実装は自社、というケースは珍しくありません。 その場合、制作会社への追加費用が別途発生します。

4. 効果が出るまでの期間の記載

「3ヶ月で成果」と書かれていたら根拠を確認してください。 地域名を含む複合キーワードで3〜6ヶ月、単一の大規模キーワードで1〜2年以上が一般的です。

提案書100社を分析して分かった「要注意ワード」

前の節は「提案書のどこを読むか」という読み方の話でした。 ここからは、その読み方を裏づけるために、実際に持ち込まれた他社提案書を1件ずつ読んで分類した集計を公開します。 ご相談の際に「この提案書をどう思いますか」と見せていただいたものを、 社名・サイト名・担当者名を伏せたうえで記録に残してきたものです。

提案書の良し悪しは、施策の専門性ではなく「あとから検証できる書き方になっているか」でほぼ判別できます。 以下の4項目は、そのまま契約後のトラブルの原因になった箇所でもあります。

データソース:相談時に持ち込まれた他社提案書の分析(匿名化・100社)/ 集計期間:2023年1月1日〜2025年8月31日(2年8ヶ月)/ サンプル数:提案書100社分(集計対象99件)

他社提案書の特徴分析(100社/2023年1月〜2025年8月)
提案書に見られた特徴 該当社数 割合 具体例・備考
成果保証を謳っている 36社 35.3% 「必ず1位」等
具体的な施策の記載がない 31社 30.4% 抽象的な表現のみ
被リンク購入を示唆 17社 16.7% 「強力な被リンク」等
契約期間・解約条件の記載がない 18社 17.5% 長期縛りの懸念

※社数・割合は集計値をそのまま掲載しています。1社の提案書が複数の項目に該当する場合があるため、社数と割合は単純に対応しません。
※提案書は相談者が持ち込まれたものであり、SEO会社全体からの無作為抽出ではありません。「相談に至った提案書」という偏りがあります。
※本集計に、上位表示率・上位表示までの期間といった順位に関する数値は含めていません。

1. 「成果保証」が最も多い——36社(35.3%)

4項目のなかで最も多かったのが、成果保証を謳う提案書でした。 文言としては「必ず1位」「上位表示を保証」「成果が出るまで費用は発生しません」といった形で書かれています。

SEOで成果を保証することは、原理的にほぼ不可能です。 検索順位は競合サイトの動きとGoogleのアルゴリズム更新で変わるもので、 自社の作業量だけで決まる数字ではないためです(その場で断ってよい5つのサインのサイン1も参照)。 それでも保証と書けてしまうのは、保証の中身が定義されていないからです。

実際、成果保証を謳っていた提案書の多くで、 何位を「上位表示」とするか・どのツールでいつ計測するか・未達のときに何が起きるかが書かれていませんでした。 この3点がないと、保証は「保証と書いてあるだけの文字列」になります。 契約書側の見方は契約書で見るべき5つの条項に、 返金条件そのものの読み方はSEOの返金保証とは?条件の読み方と注意点にまとめています。

なお当社も返金保証を提供していますが、順位保証はしていません。 「上位表示を確約する」ことと「上がらなかったときの扱いを事前に決めておく」ことは別物です。 保証という言葉が出てきたら、どちらの意味で使われているかを最初に確認してください。

2. 具体的な施策の記載がない——31社(30.4%)

次に多かったのが、施策が抽象的な表現だけで書かれている提案書です。 「内部対策の最適化」「コンテンツの強化」「サイト全体の品質向上」といった名詞句が並んでいるものの、 対象ページ・作業内容・実行主体・頻度が特定できない状態を指します。

見分け方は単純です。提案書の施策欄を、「誰が・どのページに・何を・月に何回やるのか」の4つに分解してみてください。 分解できない項目は、契約後に検収できません。検収できない作業は、やっていないことを指摘できません。

もうひとつ有効な確認方法があります。 その提案書から自社の社名とURLを削っても文章として成立するかどうかです。 成立するなら、それは汎用テンプレートであり、自社サイトを見て書かれたものではありません。 実際にサイトを見て書かれた提案書には、必ず固有の指摘(このページのtitleが重複している、この階層が深すぎる、など)が入ります。 どの程度まで書けるものかは、当社が実際に記録した改善内容の一覧 (260ページ分の改善記録)と見比べていただくと分かりやすいはずです。 実績側の検証方法は実績の検証方法に書いたとおりです。

3. 被リンク購入を示唆する表現——17社(16.7%)

「強力な被リンク」「独自のリンクネットワーク」「オールドドメインからの発リンク」「被リンクを◯本設置」。 こうした表現があった提案書が17社(16.7%)でした。 いずれも、自社で保有するサイト群から機械的にリンクを張ることを意味します。 Googleのスパムポリシーに反し、順位下落のリスクを伴う施策です。

確認の仕方は1つで足ります。リンク元のURL一覧を契約前に開示できるかを聞いてください。 開示できない理由が「企業秘密だから」であれば、開示すると評価されない類のリンクだということです。 あわせて、解約時にそのリンクが外れる契約になっていないかも確認してください。 外れる契約の場合、やめた瞬間に順位が落ちる構造になり、実質的に解約できなくなります。 この論点は格安SEO対策は危険か?見極める5つの基準でも詳しく扱っています。

4. 契約期間・解約条件の記載がない——18社(17.5%)

提案書の段階で契約期間と解約条件が書かれていなかったものが18社(17.5%)ありました。 これは記載漏れというより、提案の場では話題にせず、契約書の段階で初めて出す進め方によるものです。 最低契約期間12ヶ月、自動更新、解約は3ヶ月前予告といった条件が、判断のあとから出てきます。

対処は、提案を受けた時点で契約書と利用規約の現物を先に出してもらうことです。 これは無理な要求ではありません。すでに運用している約款があるなら、渡せない理由がないためです。 出せない・後で送ると言われた場合は、その時点で判断を保留してよいと考えています。

そのうえで、月額に最低契約期間を掛けて総額を出してください。 月額の安さで比較しても、12ヶ月縛りなら判断すべき金額は12倍になります。 相場観はSEO対策の費用相場【2026年】に、 当社側の運用データは34キーワードの実測データにまとめています。

このワードが出たら、その場で確認してください。

  • 「必ず1位」「上位表示を保証」——何位を成果とするか、どのツールで計測するか、未達時にどうなるかを聞く
  • 「内部対策の最適化」「コンテンツの強化」だけ——誰が・どのページに・何を・月何回やるのかに分解してもらう
  • 「強力な被リンク」「独自のリンクネットワーク」——リンク元URLの一覧を契約前に出せるか聞く
  • 契約期間・解約条件が提案書にない——契約書と利用規約の現物を提案段階で出してもらう

4項目とも、専門知識がなくても確認できる内容です。 提案書の判断に必要なのは施策の技術的な評価ではなく、 書かれていない項目を書かせることだと考えています。

最後に、当社に向かないケースも書いておきます。 「SEO」「保険」のような全国規模の単一キーワードは当社の対象外です。 社内に専任担当がいて内製で回せる場合や、数週間単位で結果が必要な場合も、当社の進め方は合いません。 受けられない範囲を先に示すことも、ここで挙げた4項目と同じ基準だと考えています。

契約書で見るべき5つの条項

契約書の確認ポイント
条項確認すること危険な状態
成果の定義 何位を「上位表示」とするか 数字がない
計測条件 地域設定・ログイン状態・使用ツール 記載なし
未達時の扱い 返金・減額・免責のいずれか 条項自体がない
契約期間・更新 最低期間、自動更新、解約予告期限 解約条件が不明
成果物の帰属 作成した記事・被リンクは誰のものか 解約時に引き上げられる

最後の項目は見落とされがちです。 解約時に、それまで設置された被リンクが一斉に外れる契約になっている場合があります。 この場合、契約を続ける限り順位が保たれ、やめた瞬間に落ちる構造になります。 実質的に解約できない状態です。外部施策の内容とあわせて確認してください。

自社に合うタイプの見分け方

自社の状況別・選ぶべきSEO会社のタイプ
自社の状況選ぶべきタイプ
商圏が市区町村レベルの店舗・事業所地域キーワード特化型(月5,000〜3万円)
全国展開・ECサイトコンテンツSEO(月30万円〜)
社内に制作・開発リソースがあるコンサルティング型(月10〜50万円)
数万ページの大規模サイトテクニカルSEO監査(スポット)
3ヶ月以内に結果が必要SEOではなくリスティング広告

それぞれの費用相場はこちらで詳しく解説しています

初回の打ち合わせで聞くべき20の質問

提案書を読むより、その場で質問して答え方を見るほうが確実です。 以下をそのまま印刷して持って行っていただいて構いません。 答えの内容より、即答できるか、はぐらかすかを見てください。

料金について

  1. この金額の内訳を教えてください(何にいくら使われますか)
  2. 初期費用・成果報酬・オプション費用はありますか
  3. 契約期間中に金額が変わることはありますか
  4. 解約時に違約金は発生しますか。いくらですか
  5. この金額で、月に何時間くらいの作業を想定していますか

施策の中身について

  1. 具体的に何をしていただけますか。作業の一覧をください
  2. 被リンクはどうやって獲得しますか。購入はしていませんか
  3. 記事は誰が書きますか。当社の業界知識はどう補いますか
  4. サイトの改修が必要な場合、御社が実装しますか。当社の制作会社ですか
  5. 他社のサイトにも同じ施策をしていますか。差別化はどこですか

キーワードと目標について

  1. 対策キーワードは誰が決めますか。契約書に明記されますか
  2. そのキーワードを選んだ根拠を教えてください
  3. いつまでに何位を目指しますか
  4. 順位の計測方法は。第三者ツールですか、自社計測ですか
  5. 目標に届かなかった場合、どうなりますか

体制と実績について

  1. 担当者は何名ですか。その方は他に何社を担当していますか
  2. 当社と同じ業種の実績はありますか。見せていただけますか
  3. 実績のサイトは、いま実際に何位ですか(その場で検索して確認)
  4. 過去に順位が下がった事例はありますか。どう対応しましたか
  5. 契約書と利用規約を、いま見せていただけますか

とくに18番と20番を飛ばさないでください。
実績として挙げられたサイトをその場でスマートフォンで検索すれば、 本当に上位にいるかは10秒で分かります。過去の話をされたら「今は何位ですか」と聞いてください。
契約書を「後日お送りします」と言う会社は、その場で読まれたくない条項がある可能性があります。

契約書で必ず確認する8項目

トラブルの大半は、契約書に書かれていなかったことで起こります。 次の8項目が書かれていない契約書は、署名する前に追記を求めてください。

SEO契約書のチェック項目
項目書かれていない場合に起きること
対策キーワード取りやすい別の語に差し替えられ、「上がりました」と報告される
作業範囲レポート提出だけで実作業がない契約になっていることがある
契約期間と自動更新気づかないうちに更新され、解約できない期間が続く
解約の申し出時期「満了の◯ヶ月前まで」を過ぎると、さらに1年続く
中途解約と違約金解約時に想定外の金額を請求される
成果未達時の扱い何も決まっていないため、上がらないまま払い続ける
成果物の権利解約後に記事を削除される、被リンクを外される
再委託の可否知らない業者に作業が渡り、品質が担保されない

「成果物の権利」は特に見落とされます。 解約したとたんに記事が非公開になったり、設置された被リンクが一斉に外されたりする契約が実在します。 後者は順位の急落を招きます。 「契約終了後、これまでの成果物はどうなりますか」を必ず確認してください。

SEO会社を乗り換えるときの手順

いま依頼している会社に不満がある場合、いきなり解約しないでください。 順序を間違えると、引き継げるはずのものを失います。

  1. アカウントの管理権限を自社に移す。Search Console・アナリティクス・Googleビジネスプロフィール。SEO会社のアカウントで管理されている場合、解約と同時にデータを失います
  2. サイトの管理権限を確認する。ドメイン、サーバー、CMSの管理者アカウントが自社にあるか
  3. これまでの作業内容を書面でもらう。とくに被リンクの設置先一覧。外部リンクがどこにあるか分からないと、次の会社が判断できません
  4. 現状の順位を記録する。乗り換え後に比較する基準になります
  5. 次の会社を決めてから解約する。空白期間を作らない

1番が最重要です。Search Consoleが相手のアカウントにしかない場合、 過去数年分の検索データがすべて見られなくなります。 いま依頼中の方は、不満がなくても今日確認してください。 設定方法はSearch Console の使い方にまとめています。

解約時のデータ引き継ぎ実態|25件の記録

前章では乗り換えの手順として「アカウントの管理権限を自社に移す」「作業内容を書面でもらう」ことをお伝えしました。では実際に、解約時にどこまで引き継がれているのか。他社から当社へ乗り換えてこられたお客様に確認した記録25件を集計しました。

契約解除時のデータ引き継ぎ実態(25件・複数回答可)
引き継ぎ項目引き継がれた件数割合備考
施策の実施記録・レポート23件92.0%比較的引き継がれる
Search Consoleのアクセス権18件72.0%移行手続きが必要
GA4のアクセス権15件60.0%移行手続きが必要
キーワード選定の根拠資料13件52.0%引き継がれないケース多数

データソース:解約後のデータ扱い確認記録(前契約先からの乗り換え時のヒアリング、n=25件・複数回答可)。集計期間:2023年1月1日〜2025年8月31日。
※本調査の集計概要では「施策の実施記録は84%、キーワード選定の根拠資料は36%」という要約値も記録されています。表の項目別数値とは集計の基準(項目ごとの集計か、ケース全体を通した集計か)が異なるため一致しませんが、いずれも同一の記録(n=25)から作成したものをそのまま掲載しています。

最も引き継がれにくいのは「キーワード選定の根拠資料」です。 レポートや順位の記録は書面として残るため引き継がれやすい一方、「なぜこのキーワードを選んだか」という判断の経緯は、前の担当者の頭の中にしか残っていないことが多いためです。乗り換え後、同じキーワードで一から検証をやり直すことになるケースが少なくありません。

Search Console・GA4のアクセス権も、7割・6割にとどまっています。前章でお伝えしたとおり、これらが業者側のアカウントのみで管理されている場合、解約と同時に過去の検索データを失います。3割前後のケースで、この確認が解約前に行われていなかったということです。不満がなくても、いま契約中の方は今日確認されることをおすすめします。

対策として有効なのは、解約時ではなく契約開始時に確認しておくことです。「キーワードを選んだ理由を書面で残していただけますか」と契約前に依頼しておけば、後から入手する必要がなくなります。当社でも、キーワード選定の根拠はレポートに含める形でお渡ししています。

なお、根拠資料が引き継げなかった場合でも、当社でキーワードの再選定から始めることは可能です。ただし過去の検証結果がない分、最初の3〜6ヶ月は当社独自の分析からやり直す時間が必要になります。乗り換えを検討される際は、この点も踏まえてスケジュールをお考えください。

AI関連の提案を受けたときの確認点

2026年に入り、「AIO対策」「AEO対策」「GEO対策」を名目にした提案が増えています。 これらを検討する際は、Google公式の見解と照らし合わせてください。

よくある提案と、Google公式の説明
提案の内容Googleの説明
llms.txt を設置しますGoogle Search は使用しないため作成不要。可視性や順位に影響しない
AI向けにコンテンツを分割しますチャンク化は不要。理想的なページ長というものはない
AIが理解しやすい文章に書き換えますAIは同義語や意図を理解できるため、専用の書き方は不要
AI向けの構造化データを実装します生成AI検索に必須ではなく、専用マークアップも存在しない
Web上の言及を増やします不自然なメンション集めは、見た目ほど有効ではない
独自ツールでAI掲載率を測定しますGoogleの内部ランキング・AIシステムにアクセスできる第三者ツールは存在しない

Google自身が「順位の成功を約束したり、Googleの『内部』指標を使うと主張する 第三者ツールには注意するように」と警告しています。 AI関連の提案を受けたら、その内容が従来のSEOの範囲に収まっていないか別料金を取る根拠があるかを確認してください。 詳細はAI時代にSEOは必要か、 出典はGoogle Search Central の公式ガイドです。

よくある質問

相見積もりは取るべきですか?

取る場合は対象キーワードと作業範囲を揃えてから比較してください。条件が違う見積もりを金額だけで並べても意味がありません。なお料金を公開しているサービスであれば、そもそも見積もりが不要です。当社は1キーワード月額5,000円の一律で、商談によって金額が変わることはありません。

大手のSEO会社のほうが安心ですか?

規模と品質は別です。大手は組織的な運用体制とノウハウの蓄積という強みがある一方、担当者が頻繁に変わる、小規模案件の優先度が低いといった傾向もあります。規模で判断せず、上の7項目で判断してください。

今の会社を切り替えたいのですが、注意点はありますか?

切り替え前に、次を確認してください。

  • Google Search Console のアクセス権が自社にあるか(業者のアカウントのみだと引き継げません)
  • 設置された被リンクが解約時に外れる契約になっていないか
  • 作成された記事・コンテンツの権利が自社にあるか
  • 解約予告の期限(1〜3ヶ月前が一般的)

とくにSearch Consoleは、自社のGoogleアカウントで開設し直すことをおすすめします。無料です。

この記事の基準を、ワンコインSEOはどう満たしていますか?
  • 固定電話:03-4405-8483(平日10:00〜12:00/15:00〜17:00)
  • 所在地:東京都中央区日本橋浜町2丁目33-5 マリオン浜町ビル2階
  • 代表者:山岸 裕(株式会社IA・2009年7月設立)
  • 継続年数:2010年のサービス開始から16年
  • 実績:キーワード・測定日・計測ツールのキャプチャを公開(上がり幅の小さい事例も掲載)
  • 未達時:SEO対策料金を利子付きで全額返金(条件は利用規約に明記)
  • 順位保証:していません。確約は不可能だと考えています

なお、全国規模の単一キーワード(「SEO」「保険」など)は対象外です。受けられない範囲を明示することも、この基準の一部だと考えています。

SEO会社を選ぶとき、最初に何を確認すべきですか?

会社の実在性です。固定電話番号の有無、登記上の所在地が実在するオフィスか、代表者名が公開され検索で裏が取れるか。この3点は数分で確認でき、かつ最も基本的な足切り基準になります。

SEO会社の実績はどう検証すればいいですか?

上位表示率という数字だけでは検証できません。母数となるキーワードの競合度でいくらでも変わるためです。対策キーワード、測定日、第三者の順位計測ツールによるキャプチャの3点が揃っているかを確認してください。

「必ず1位にします」と言われたら信じてよいですか?

信じるべきではありません。検索順位は競合の動きとGoogleのアルゴリズム更新に左右されるため、確約は原理的に不可能です。Google自身も順位を保証する業者に注意するよう案内しています。断言する場合はその根拠を確認してください。

複数社から相見積もりを取るべきですか?

取る場合は、対象キーワードと作業範囲を揃えてから比較してください。条件が違う見積もりを金額だけで並べても意味がありません。なお料金を公開しているサービスであれば、見積もり自体が不要です。

関連ページ

基準を確認したうえで、ご検討ください

1キーワード月額5,000円(税抜)、見積もり不要。
上がらなければ利子を付けて全額返金します。同一キーワードは1社限定です。

キーワードの空きを確認する 入力3ステップ・約1分/費用は発生しません
キーワードの空きを確認