SEO対策の費用相場【2026年】月額いくらが妥当か

SEO対策の見積もりを複数社から取ると、月額5,000円から50万円まで、100倍の開きが出ることがあります。 同じ「SEO対策」という名前なのに、なぜここまで違うのか。

結論から言えば、価格差の正体は「対象キーワードの競合度」と「作業範囲」の2つです。 この2つを揃えずに金額だけを比べても意味がありません。このページでは形態別の相場を整理したうえで、 見積もりのどこを見れば妥当性を判断できるかを説明します。

このページの立場:筆者はSEO対策サービス(月額5,000円)の提供者です。 中立な第三者ではありません。そのため「当社のサービスが向かないケース」も明記しています。

形態別のSEO費用相場

2026年時点で、日本国内のSEOサービスは大きく5つの形態に分かれます。 それぞれ狙うキーワードの規模も作業範囲も違うため、まず自社がどの形態を必要としているかを見極めてください。

SEOサービスの形態別・費用相場(2026年時点の一般的な目安)
形態 月額の目安 主な作業範囲 向くケース
SEOコンサルティング 10〜50万円 戦略設計、技術監修、分析レポート。実装は自社が行う 社内に制作・開発リソースがある企業
コンテンツSEO 30万円〜 キーワード設計、記事の企画・執筆・入稿 オウンドメディアを運営する企業
テクニカルSEO(スポット) 30〜200万円
※一括
サイト全体の技術監査と改善指示書の作成 大規模サイト、リニューアル直後
成果報酬型 0円+報酬 順位到達時のみ日額課金 費用変動を許容できる事業
地域キーワード特化型 5,000〜3万円 内部施策、外部施策、順位レポート 商圏が限られる中小事業者・店舗

※各社が公開している価格帯をもとにした目安です。実際の見積額は対象キーワード、サイト規模、契約期間により変動します。

初期費用の相場

月額とは別に初期費用を設定している会社があります。サイト診断・初期設計の名目で 10万〜30万円が一般的です。一方、初期費用を取らない会社も多くあります。

比較するときは月額ではなく、初年度の総額(初期費用+月額×12)で並べてください。 月額が安くても初期費用が高ければ、1年間の負担は逆転します。

SEO対策の月額費用相場(形態別)提供形態ごとのSEO対策の月額費用のレンジを比較した図。0円10万円30万円60万円100万円〜ワンコインSEO月5,000円格安SEO(他社)月1〜3万円中小向けSEO会社月10〜30万円大手SEO会社月30〜100万円超
同じ「SEO対策」でも価格差は100倍以上あります。対象キーワードの難度と作業範囲が違うためです。

なぜ100倍の価格差が生まれるのか

価格差を生む要因は4つあります。順に見ていきます。

要因1:対象キーワードの競合度

これが最も大きい要因です。「SEO」「保険」「クレジットカード」のような全国規模の単一キーワードは、 上位を大手メディアが数百本の記事資産とドメイン評価で押さえています。 ここに入るには、同等の資産を数年かけて積む必要があります。

一方「歯医者 品川」のような地域名を含む複合キーワードは、競合するのが同じ商圏の事業者数社です。 必要な作業量が1桁も2桁も違うため、価格が違うのは当然です。 キーワードの選び方はこちらで詳しく解説しています

要因2:作業範囲(誰が実装するか)

「戦略を立てるだけ」と「実際にサイトを触る」では工数が違います。 コンサルティング型は指示書を出すところまでで、実装は発注側が行う前提です。 見積もりを比べる際は、実装まで含むのか、指示だけなのかを必ず確認してください。

要因3:記事制作の有無

コンテンツSEOの費用の大半は記事制作費です。1記事あたり3万〜10万円が相場で、 月4本なら12万〜40万円になります。記事を自社で書けるなら、この部分は不要です。

要因4:営業コストと広告塔

著名人を広告に起用している会社は、そのスポンサー料がサービス料金に上乗せされます。 訪問営業チームを持てば人件費も同様です。 これはサービスの質ではなく、売り方のコストです。

事業モデル別・価格に上乗せされるもの
事業モデル価格に乗るもの月額の目安
ポータル事業が主軸本業の利益目標15,000円〜
広告塔を起用スポンサー料・広告制作費30,000円〜
訪問営業型営業人件費・交通費50,000円〜
対象を絞り営業を持たない(上乗せなし)5,000円
地域キーワードなら、月額5,000円から対策できます

見積もり不要・料金は公開制。上がらなければ利子を付けて全額返金します。
同一キーワードは1社限定のため、まずは空き状況をご確認ください。

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見積もりで確認すべき7項目

金額の妥当性は、単価ではなく契約条件で判断します。以下は実際にトラブルになりやすい順です。

1. 「成果」の定義が書かれているか

「上位表示」とは何位を指すのか。1位か、3位以内か、1ページ目か。 数字が書かれていない契約書は、事実上どうとでも解釈できます。

2. 計測条件が明示されているか

検索順位は地域・ログイン状態・検索履歴によって変わります。 「どの地域設定で、ログアウト状態で、どのツールで計測するか」まで揃って初めて検証可能になります。

3. 成果が出なかった場合の取り扱い

月額固定型で、上位表示できなかった場合の規定がなければ、 費用と期間を一方的に失うリスクを負うことになります。 返金保証があるか、あるなら条件が文書化されているかを確認してください。

4. レポートの頻度と形式

月次か週次か。第三者ツールのキャプチャか、自社集計の表か。 後者は後から書き換えられるため、検証の担保になりません。

5. キーワード変更の可否と費用

やってみたら競合が想定より強かった、という事態は普通に起きます。 変更に追加費用や再契約が必要だと、機動的に動けません。

6. 契約期間と解約条件

最低契約期間、自動更新の有無、解約予告の期限。 SEOは効果が出るまで時間がかかるため一定の期間拘束には合理性がありますが、 期間の長さと返金保証の有無はセットで見るべきです。 12ヶ月縛りで保証なしと、12ヶ月縛りで返金保証ありは、負っているリスクがまったく違います。

7. 施策の内容(特に外部施策)

「被リンクを◯本設置」と本数で提案してくる場合は要注意です。 リンクの売買はGoogleのスパムポリシーに反し、順位下落のリスクを負います。 どこから、どういう理由でリンクが発生するのかを説明できるかを確認してください。

当社の月額5,000円の内訳を公開します

「なぜその金額なのか」を説明できないSEO会社は避けたほうがよい、と前の章で書きました。 ならば当社も示すべきなので、月額5,000円の内訳をそのまま公開します。

ワンコインSEO 1キーワードあたり月額5,000円(税抜)の内訳
区分金額含まれるもの
SEO対策料金3,000円内部施策(構造・タイトル・内部リンクの最適化)、外部施策
事務料金2,000円週次の検索順位レポート、電話・メールでのアフターサポート、請求書発行・口座振替などの経理処理
合計5,000円初期費用・成果報酬・追加請求は一切なし

返金保証の対象はSEO対策料金の3,000円分です。事務料金は対象外です。 「全額返金」と言いながら何が返ってくるのか書かない会社が多いため、当社は内訳ごと公開しています。 条件は利用規約に明文化しています。

なぜこの価格が成立するのか

種明かしをすると、安くしているのではなく、対象を絞っているだけです。

逆に言えば、これらが必要な案件には当社は向きません。 全国キーワードで大手と戦いたい、専任のコンサルタントに毎週来てほしい、 自社専用の分析基盤を作りたい——こうしたご要望には月額30万円以上の会社が適しています。

見積書のどこを読むか

他社の見積書を受け取ったとき、金額の大小より先に見るべき箇所があります。 次の6点が書かれていない見積書は、金額を比較しても意味がありません。

見積書で確認すべき6項目
項目書かれていない場合に起こること
対策キーワード取りやすい別のキーワードで「上がりました」と報告される
作業範囲「レポート提出のみ」で実作業がない契約になっていることがある
契約期間と解約条件最低契約期間・自動更新・違約金が後から判明する
成果が出なかった場合何も決まっていないため、払い続けるしかなくなる
順位の計測方法自社申告の順位で、第三者が検証できない
被リンクの調達方法購入リンクを使われ、後年ペナルティのリスクが残る

とくに「被リンクの調達方法」は必ず聞いてください。 「独自のネットワークがある」「詳細は企業秘密」と答える場合、 Googleがスパムとして明確に禁止しているリンクを使っている可能性があります。 契約が終わってもリンクは残り、ペナルティのリスクだけが自社に残ります。 詳しくは被リンクの獲得方法で解説しています。

相見積もりの取り方

3社に相見積もりを取る場合、各社に同じキーワードを指定してください。 キーワードが違えば難度が違うので、金額を比べても何も分かりません。

そのうえで「このキーワードで、いつまでに、何位を目指すのか」「達成できなかった場合はどうなるのか」を 書面で出してもらってください。ここで曖昧な返答をする会社は、契約後も曖昧なままです。 判断基準はSEO会社の選び方にまとめています。

費用対効果の計算方法

「月額いくらまで出せるか」は、そのキーワードで1位を取ったときの粗利から逆算します。

月間の粗利貢献(概算)

月間検索数 × クリック率 × 問い合わせ率 × 成約率 × 顧客単価 × 粗利率

計算例:歯科医院のケース

「歯医者 ◯◯(地域名)」の月間検索数が500、1位のクリック率を25%、 サイトからの問い合わせ率を5%、来院からの成約率を60%、 初回の顧客単価を15,000円、粗利率を60%と仮定します。

試算:地域キーワード1位獲得時の月間粗利貢献
項目結果
月間検索数500500
1位のクリック率25%125 クリック
問い合わせ率5%6.2 件
成約率60%3.7 件
顧客単価15,000円55,500円
粗利(率60%)約33,000円/月

※数値は説明のための仮定値です。実際の値は業種・地域・サイトの状態により大きく変動します。

この試算では月額33,000円の粗利貢献に対し、月額5,000円なら約6.6倍、 月額30,000円ならほぼ収支トントンになります。 「相場より安いか」ではなく「自社の粗利に対して妥当か」で判断してください。

見落としやすい点:歯科の生涯価値(LTV)は初回単価だけではありません。 定期検診で通い続ければ数年で数十万円になります。LTVで見ると許容できる費用は跳ね上がります。 逆に、単発の依頼で終わる業種は初回単価で判断すべきです。

相場より極端に安い/高い場合の見分け方

極端に安い場合に確認すること

当社も月額5,000円という低価格帯ですが、これより安いサービスも登場しています。 価格そのものを否定はしません。ただし次の3点は確認してください。

SEO会社の選び方はこちらで詳しく解説しています

極端に高い場合に確認すること

自社に合う価格帯の選び方

事業の状況別・推奨される価格帯
自社の状況推奨理由
商圏が市区町村レベル 月額5,000〜3万円 競合が限られ、高額な施策が不要
全国展開・EC 月額30万円〜 競合が強く、継続的な記事制作が必要
社内に制作担当がいる コンサル 月額10〜30万円 実装費を払う必要がない
まず試したい 返金保証つきの低価格帯 失敗時の損失を限定できる

「自分でやれば無料」という選択肢について: SEOは自社でも実行できます。ただし継続すると月20〜30時間程度の作業になります。 その時間を本業に充てた場合の利益と比べてください。 「無料」ではなく「自分の時間で払っている」という理解が正確です

よくある質問

SEO対策に初期費用はかかりますか?

会社により異なります。サイト診断や初期設計として10万〜30万円を設定している会社がある一方、初期費用を取らず月額のみの会社もあります。比較する際は月額だけでなく初年度の総額で並べてください。なお当社は初期費用・成果報酬・追加請求のいずれもありません。

成果報酬型のほうが安く済みますか?

順位が上がらない期間は費用が発生しないため初期負担は軽くなります。ただし上位表示された月は日額課金が積み上がり、月額固定型より高くなることがあります。また「何位で、どの検索環境で計測した場合に課金するか」の定義が曖昧だとトラブルになりやすい形態です。月額固定型との比較はこちら

費用をかければ必ず上位表示できますか?

できません。検索順位は競合の動きとアルゴリズムの更新に左右されるため、金額と順位は比例しません。高額な契約でも上がらないことはあります。だからこそ、上がらなかった場合の取り扱いを契約前に決めておくことが重要です。

契約期間はどれくらいが一般的ですか?

6ヶ月〜12ヶ月が一般的です。SEOは効果が出るまでに時間を要するため、短期契約では施策の評価ができません。ただし期間の長さそのものより、その期間で成果が出なかった場合にどうなるかのほうが重要です。

月額5,000円で本当に効果は出ますか?

対象を地域名を含む複合キーワードに限定しているため、この価格が成立しています。「SEO」「保険」のような全国規模の単一キーワードは対象外です。

実際の順位推移は実績ページで測定日つきのキャプチャとともに公開しています。上がり幅の小さい事例も含めて掲載しています。

SEO対策の費用相場はいくらですか?

サービス形態によって大きく異なります。SEOコンサルティングは月額10〜50万円、記事制作を含むコンテンツSEOは月額30万円以上、地域キーワードに絞った小規模事業者向けサービスは月額5,000円〜3万円程度が目安です。同じ「SEO対策」という名称でも作業範囲と対象キーワードの競合度が違うため、単純比較はできません。

成果報酬型のSEOは費用を抑えられますか?

順位が上がらない期間は費用が発生しないため、初期の負担は抑えられます。ただし上位表示された月は日額課金が積み上がり、月額固定型より高額になることがあります。また「何位で、どの検索環境で計測した場合に課金するか」の定義が曖昧だとトラブルになりやすいため、契約前に確認が必要です。

SEO対策の費用対効果はどう計算しますか?

「対策キーワードの月間検索数 × 想定クリック率 × 問い合わせ率 × 成約率 × 顧客単価」で月間の粗利貢献を概算し、月額費用と比較します。地域キーワードは検索数が少なくても成約率が高いため、検索数だけで判断すると見誤ります。

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