SEO対策の費用相場【2026年】月額いくらが妥当か

SEO対策の見積もりを複数社から取ると、月額5,000円から50万円まで、100倍の開きが出ることがあります。 同じ「SEO対策」という名前なのに、なぜここまで違うのか。

結論から言えば、価格差の正体は「対象キーワードの競合度」と「作業範囲」の2つです。 この2つを揃えずに金額だけを比べても意味がありません。このページでは形態別の相場を整理したうえで、 見積もりのどこを見れば妥当性を判断できるかを説明します。

相場の説明は伝聞ではなく、確認できる数字に基づいて書きます。 このページには2026年8月26日に実在する8サービスの公開料金ページを調べた結果と、 当社の契約管理システムに残る2,441件のプラン別契約データ(2023年1月〜2025年8月)を掲載しています。 出典・調査日・件数はすべて表の下に明記しました。

このページの立場:筆者はSEO対策サービス(月額5,000円)の提供者です。 中立な第三者ではありません。そのため「当社のサービスが向かないケース」も明記しています。

形態別のSEO費用相場

2026年時点で、日本国内のSEOサービスは大きく5つの形態に分かれます。 それぞれ狙うキーワードの規模も作業範囲も違うため、まず自社がどの形態を必要としているかを見極めてください。

SEOサービスの形態別・費用相場(2026年時点の一般的な目安)
形態 月額の目安 主な作業範囲 向くケース
SEOコンサルティング 10〜50万円 戦略設計、技術監修、分析レポート。実装は自社が行う 社内に制作・開発リソースがある企業
コンテンツSEO 30万円〜 キーワード設計、記事の企画・執筆・入稿 オウンドメディアを運営する企業
テクニカルSEO(スポット) 30〜200万円
※一括
サイト全体の技術監査と改善指示書の作成 大規模サイト、リニューアル直後
成果報酬型 0円+報酬 順位到達時のみ日額課金 費用変動を許容できる事業
地域キーワード特化型 5,000〜3万円 内部施策、外部施策、順位レポート 商圏が限られる中小事業者・店舗

※各社が公開している価格帯をもとにした目安です。実際の見積額は対象キーワード、サイト規模、契約期間により変動します。

実在する8サービスの公開料金を調べました(2026年8月)

「相場は5万円から50万円です」という説明は各所で見かけますが、根拠が示されていないことがほとんどです。 そこで2026年8月26日に、実在するSEOサービス8社の公開料金ページを実際に開いて記録しました。 各社が自社サイトで公開している金額のみを転記しており、当社が推測した数字は含みません。

実在SEOサービスの公開料金(2026年8月26日時点・8サービス)
サービス 公開されている月額 価格帯 備考(各社の公開情報)
ワンコインSEO(当社) 5,000円(1KW)
10,000円(2KW)
15,000円(3KW)
〜5,000円 税抜。内訳はSEO対策料金3,000円+事務料金2,000円。受付上限は3キーワード
A社
(低価格帯)
2,400円〜 〜5,000円 低価格帯。作業範囲の詳細は要確認
B社 6,980円 5,001〜10,000円 3ヶ月・6ヶ月プラン。被リンク10本+SEOツール、初期0円
C社 9,800円〜 5,001〜10,000円 不動産・採用領域に特化
D社 成果報酬型
※月1万円台〜
成果報酬型 順位到達時に課金される形態
E社 要問い合わせ 価格非公開 完全定額制と表示。金額はサイト上に非公開
F社 要問い合わせ 価格非公開 「リーズナブルプラン」と表示。金額はサイト上に非公開
G社 150,000円〜 10万円超 高価格帯

調査方法:各社の公開料金ページを2026年8月26日に閲覧し、表示されていた金額をそのまま記録(n=8)。 価格は調査時点のものです。最新の料金は必ず各社の公式サイトでご確認ください。 E社・F社はサイト上に金額の記載がなかったため「価格非公開」としています。

価格帯別に並べると、分布はこうなります

価格帯別のサービス数(8サービス中・2026年8月26日調査)
価格帯該当数構成比該当サービス
〜5,000円225.0%ワンコインSEO、A社
5,001〜10,000円225.0%B社、C社
成果報酬型112.5%D社
要問い合わせ(非公開)225.0%E社、F社
10万円超112.5%G社

この分布から読み取れることは3つあります。

相場まとめ記事が示している価格帯

上記の実調査に加えて、他社が公開している相場情報も参照しました。 「格安SEO」と「一般的なSEO会社」では、示されている相場が1桁違います。

他社が公開している相場情報(2026年3月〜5月時点)
出典公開時期示されている相場対象
相場まとめサイトA2026年5月月額5,000〜30,000円格安SEOの相場まとめ
相場まとめサイトB2026年3月月額5万〜50万円一般的なSEO会社の相場
相場まとめサイトC2026年5月月額10万〜50万円SEOコンサルティングの相場

整理すると、格安SEOの相場は月額5,000〜30,000円、一般的なSEO会社は月額5万〜50万円という2つの層に分かれています。 当社の月額5,000円は前者の下限に位置し、後者と比べるとおおむね10分の1以下の価格帯です。

この表の読み方について、ひとつ注意があります。 価格帯が10倍違うのは、サービスの品質が10倍違うからではありません。 狙えるキーワードの範囲と作業量が違うだけです。 月額5,000円で全国規模のキーワードは狙えませんし、 逆に商圏が1つの市区町村に限られる事業に月額50万円は過剰です。 次章以降で、この差がどこから来るのかを分解します。

初期費用の相場

月額とは別に初期費用を設定している会社があります。サイト診断・初期設計の名目で 10万〜30万円が一般的です。一方、初期費用を取らない会社も多くあります。

比較するときは月額ではなく、初年度の総額(初期費用+月額×12)で並べてください。 月額が安くても初期費用が高ければ、1年間の負担は逆転します。

SEO対策の月額費用相場(形態別)提供形態ごとのSEO対策の月額費用のレンジを比較した図。0円10万円30万円60万円100万円〜ワンコインSEO月5,000円格安SEO(他社)月1〜3万円中小向けSEO会社月10〜30万円大手SEO会社月30〜100万円超
同じ「SEO対策」でも価格差は100倍以上あります。対象キーワードの難度と作業範囲が違うためです。

ローカルSEOの価格相場|地域キーワード特化型の実調査

ここまでは全体の相場です。ただし、このページを読んでいる方の多くは 「◯◯市 歯医者」「渋谷 税理士」のような地域キーワードを想定しているはずです。 このタイプ——ローカルSEO、地域キーワード特化型と呼ばれる領域——は、 全国キーワードとは価格の水準がまったく違います。

2026年8月に、当社が公開している費用相場と各社の公開料金・相場まとめ8情報源を突き合わせて整理しました。

提供形態別の月額相場(実Web調査・2026年8月時点/8情報源)
形態 月額の相場 含まれる作業 出典
地域キーワード特化型
(ローカルSEO)
5,000〜30,000円 内部施策・外部施策、順位レポート 当社公開(onecoin-seo.jp/seo)
格安SEOの相場
(業界まとめ)
5,000〜30,000円 地域キーワード中心 相場まとめサイトA(2026年5月)
1キーワードあたりの相場 10,000〜300,000円 キーワード難易度により変動 相場まとめサイトD(2026年3月)
コンテンツSEO(一般) 50,000〜300,000円 記事制作・運用 相場まとめサイトE(2023年5月)
コンテンツSEO 300,000円〜 記事の企画・執筆・入稿 当社公開(onecoin-seo.jp/seo)
SEOコンサルティング 100,000〜500,000円 戦略設計、技術監修。実装は自社 当社公開(onecoin-seo.jp/seo)
生成AI検索対策
(LLMO/GEO)
100,000〜1,000,000円 初期10万〜100万円+月額10万〜100万円 相場まとめサイトF(2026年)
成果報酬型 0円+報酬 順位到達時のみ課金 当社公開(onecoin-seo.jp/seo)

調査期間:2026年8月1日〜8月26日。当社が公開している費用相場(SEOとは)と、 各社が公開している料金・相場まとめ記事を照合して作成(n=8情報源)。 各社の最新料金は公式サイトでご確認ください。

ローカルSEOの料金帯の分布

上の8情報源を価格帯ごとに数えると、次の分布になります。

ローカルSEO・地域キーワード特化型の料金帯(実Web調査・8情報源)
価格帯該当数構成比内容
〜5,000円112.5%ワンコインSEO(1キーワード)
5,001〜30,000円337.5%地域キーワード特化型の相場帯
30,001〜100,000円225.0%コンテンツSEO・一般的なSEO
100,000円超225.0%SEOコンサルティング・生成AI検索対策

ローカルSEOの中心帯は月額5,001〜30,000円(37.5%)です。 ここに月額1万円台〜3万円のサービスが集まっています。 5,000円以下は1つ(12.5%)で、当社の1キーワードプランがこれにあたります。 一方で、月額10万円を超える層(25.0%)はSEOコンサルティングと生成AI検索対策で、 地域キーワード1語を狙う目的とは前提が違います。

なぜローカルSEOは10分の1の価格で成立するのか

理由は単純で、競合の数と、必要な資産の量が違うからです。

この構造はローカルSEO(地域SEO)の考え方MEO(Googleビジネスプロフィール)との違いで詳しく整理しています。 また、狙う語の作り方はロングテールキーワードの選び方を参照してください。

ただし「地域キーワードなら必ず安い」わけではありません。 「新宿 弁護士」「大阪 不動産」のように、 大都市圏×高単価業種の組み合わせは地域キーワードでも競合度が高く、 月額5,000円の範囲では対応できないことがあります。 当社でも、この条件に該当する場合は事前にお伝えしています。 料金はキーワード難易度と作業範囲で決まるため、「地域名が入っているか」だけでは判断できません。

生成AI検索対策(LLMO/GEO)について: 2026年に入って月額10万〜100万円の価格帯で提供されはじめた領域です。 ただしGoogleは「AI機能向けの特別な施策は不要で、通常のSEOの延長で対応できる」と説明しています。 判断材料はAI Overviews(AIによる概要)への対応にまとめました。 相場が形成されていない領域なので、金額の妥当性は特に慎重に確認してください。

なぜ100倍の価格差が生まれるのか

価格差を生む要因は4つあります。順に見ていきます。

要因1:対象キーワードの競合度

これが最も大きい要因です。「SEO」「保険」「クレジットカード」のような全国規模の単一キーワードは、 上位を大手メディアが数百本の記事資産とドメイン評価で押さえています。 ここに入るには、同等の資産を数年かけて積む必要があります。

一方「歯医者 品川」のような地域名を含む複合キーワードは、競合するのが同じ商圏の事業者数社です。 必要な作業量が1桁も2桁も違うため、価格が違うのは当然です。 キーワードの選び方はこちらで詳しく解説しています

要因2:作業範囲(誰が実装するか)

「戦略を立てるだけ」と「実際にサイトを触る」では工数が違います。 コンサルティング型は指示書を出すところまでで、実装は発注側が行う前提です。 見積もりを比べる際は、実装まで含むのか、指示だけなのかを必ず確認してください。

要因3:記事制作の有無

コンテンツSEOの費用の大半は記事制作費です。1記事あたり3万〜10万円が相場で、 月4本なら12万〜40万円になります。記事を自社で書けるなら、この部分は不要です。

要因4:営業コストと広告塔

著名人を広告に起用している会社は、そのスポンサー料がサービス料金に上乗せされます。 訪問営業チームを持てば人件費も同様です。 これはサービスの質ではなく、売り方のコストです。

事業モデル別・価格に上乗せされるもの
事業モデル価格に乗るもの月額の目安
ポータル事業が主軸本業の利益目標15,000円〜
広告塔を起用スポンサー料・広告制作費30,000円〜
訪問営業型営業人件費・交通費50,000円〜
対象を絞り営業を持たない(上乗せなし)5,000円
地域キーワードなら、月額5,000円から対策できます

見積もり不要・料金は公開制。上がらなければ利子を付けて全額返金します。
同一キーワードは1社限定のため、まずは空き状況をご確認ください。

キーワードの空きを確認する(無料・約1分)

見積もりで確認すべき7項目

金額の妥当性は、単価ではなく契約条件で判断します。以下は実際にトラブルになりやすい順です。

1. 「成果」の定義が書かれているか

「上位表示」とは何位を指すのか。1位か、3位以内か、1ページ目か。 数字が書かれていない契約書は、事実上どうとでも解釈できます。

2. 計測条件が明示されているか

検索順位は地域・ログイン状態・検索履歴によって変わります。 「どの地域設定で、ログアウト状態で、どのツールで計測するか」まで揃って初めて検証可能になります。

3. 成果が出なかった場合の取り扱い

月額固定型で、上位表示できなかった場合の規定がなければ、 費用と期間を一方的に失うリスクを負うことになります。 返金保証があるか、あるなら条件が文書化されているかを確認してください。

4. レポートの頻度と形式

月次か週次か。第三者ツールのキャプチャか、自社集計の表か。 後者は後から書き換えられるため、検証の担保になりません。

5. キーワード変更の可否と費用

やってみたら競合が想定より強かった、という事態は普通に起きます。 変更に追加費用や再契約が必要だと、機動的に動けません。

6. 契約期間と解約条件

最低契約期間、自動更新の有無、解約予告の期限。 SEOは効果が出るまで時間がかかるため一定の期間拘束には合理性がありますが、 期間の長さと返金保証の有無はセットで見るべきです。 12ヶ月縛りで保証なしと、12ヶ月縛りで返金保証ありは、負っているリスクがまったく違います。

7. 施策の内容(特に外部施策)

「被リンクを◯本設置」と本数で提案してくる場合は要注意です。 リンクの売買はGoogleのスパムポリシーに反し、順位下落のリスクを負います。 どこから、どういう理由でリンクが発生するのかを説明できるかを確認してください。

当社の月額5,000円の内訳を公開します

「なぜその金額なのか」を説明できないSEO会社は避けたほうがよい、と前の章で書きました。 ならば当社も示すべきなので、月額5,000円の内訳をそのまま公開します。

ワンコインSEO 1キーワードあたり月額5,000円(税抜)の内訳
区分金額含まれるもの
SEO対策料金3,000円内部施策(構造・タイトル・内部リンクの最適化)、外部施策
事務料金2,000円週次の検索順位レポート、電話・メールでのアフターサポート、請求書発行・口座振替などの経理処理
合計5,000円初期費用・成果報酬・追加請求は一切なし

返金保証の対象はSEO対策料金の3,000円分です。事務料金は対象外です。 「全額返金」と言いながら何が返ってくるのか書かない会社が多いため、当社は内訳ごと公開しています。 条件は利用規約に明文化しています。

どのプランが選ばれているか|契約2,441件の実績分布

価格表を出すだけでは「実際にどれが選ばれているのか」が分かりません。 当社の契約管理システムに記録されている2,441件の契約を、プラン別に集計しました。 集計期間は2023年1月1日〜2025年8月31日です。

プラン別の契約数と12ヶ月継続率(2023年1月〜2025年8月/n=2,441)
プラン 契約数 構成比 12ヶ月継続率
1キーワード
(月額5,000円)
1,420件58.2%78.0%
2キーワード
(月額10,000円)
678件27.8%75.0%
3キーワード
(月額15,000円・受付上限)
234件9.6%72.0%
4キーワード以上
(要相談)
109件4.5%69.7%

データ出典:当社契約管理システム(kintone)のプラン別集計および更新時コホート分析。 集計期間 2023年1月1日〜2025年8月31日、サンプル数2,441件。 継続率は契約開始から12ヶ月時点のコホート分析による数値です。料金はいずれも税抜。

読み取れることは3点です。

1キーワードから始めた人が、その後どうしているか

1キーワードで開始した契約が、その後キーワードを増やしたかどうかも集計しました。

1キーワード契約からのアップセル(2023年1月〜2025年8月)
項目件数・比率
1キーワードで開始した契約数1,420件
その後2キーワード以上に増やした契約213件
アップセル率15.0%

1キーワードで始めた方の15.0%が、後からキーワードを増やしています。 裏を返せば85.0%は1語のままです。当社から増額を提案する営業活動はしていないため、 この15.0%はお客様側の判断で増やされた分です。

費用の観点で言えば、最初から3語で契約する必要はありません。 1語で3〜6ヶ月運用し、レポートの内容と自社サイトの反応を見てから決めても遅くありません。 月額5,000円で始めて、必要なら10,000円・15,000円に上げる——実績上、これが最も多い進み方です。

受付の上限は3キーワード(月額15,000円)です。4キーワード以上は要相談としています。 一律の低価格を維持するために、1社あたりの作業量に上限を設けているためです。 なおこの集計には、上位表示率や上位表示までの期間に関するデータは含めていません。 順位は競合とアルゴリズムの状況に左右されるため、契約データから逆算して示すべきものではないと考えています。 実際の順位推移は実績ページで測定日つきのキャプチャとして個別に公開しています。

なぜこの価格が成立するのか

種明かしをすると、安くしているのではなく、対象を絞っているだけです。

逆に言えば、これらが必要な案件には当社は向きません。 全国キーワードで大手と戦いたい、専任のコンサルタントに毎週来てほしい、 自社専用の分析基盤を作りたい——こうしたご要望には月額30万円以上の会社が適しています。

見積書のどこを読むか

他社の見積書を受け取ったとき、金額の大小より先に見るべき箇所があります。 次の6点が書かれていない見積書は、金額を比較しても意味がありません。

見積書で確認すべき6項目
項目書かれていない場合に起こること
対策キーワード取りやすい別のキーワードで「上がりました」と報告される
作業範囲「レポート提出のみ」で実作業がない契約になっていることがある
契約期間と解約条件最低契約期間・自動更新・違約金が後から判明する
成果が出なかった場合何も決まっていないため、払い続けるしかなくなる
順位の計測方法自社申告の順位で、第三者が検証できない
被リンクの調達方法購入リンクを使われ、後年ペナルティのリスクが残る

とくに「被リンクの調達方法」は必ず聞いてください。 「独自のネットワークがある」「詳細は企業秘密」と答える場合、 Googleがスパムとして明確に禁止しているリンクを使っている可能性があります。 契約が終わってもリンクは残り、ペナルティのリスクだけが自社に残ります。 詳しくは被リンクの獲得方法で解説しています。

相見積もりの取り方

3社に相見積もりを取る場合、各社に同じキーワードを指定してください。 キーワードが違えば難度が違うので、金額を比べても何も分かりません。

そのうえで「このキーワードで、いつまでに、何位を目指すのか」「達成できなかった場合はどうなるのか」を 書面で出してもらってください。ここで曖昧な返答をする会社は、契約後も曖昧なままです。 判断基準はSEO会社の選び方にまとめています。

費用対効果の計算方法

「月額いくらまで出せるか」は、そのキーワードで1位を取ったときの粗利から逆算します。

月間の粗利貢献(概算)

月間検索数 × クリック率 × 問い合わせ率 × 成約率 × 顧客単価 × 粗利率

計算例:歯科医院のケース

「歯医者 ◯◯(地域名)」の月間検索数が500、1位のクリック率を25%、 サイトからの問い合わせ率を5%、来院からの成約率を60%、 初回の顧客単価を15,000円、粗利率を60%と仮定します。

試算:地域キーワード1位獲得時の月間粗利貢献
項目結果
月間検索数500500
1位のクリック率25%125 クリック
問い合わせ率5%6.2 件
成約率60%3.7 件
顧客単価15,000円55,500円
粗利(率60%)約33,000円/月

※数値は説明のための仮定値です。実際の値は業種・地域・サイトの状態により大きく変動します。

この試算では月額33,000円の粗利貢献に対し、月額5,000円なら約6.6倍、 月額30,000円ならほぼ収支トントンになります。 「相場より安いか」ではなく「自社の粗利に対して妥当か」で判断してください。

見落としやすい点:歯科の生涯価値(LTV)は初回単価だけではありません。 定期検診で通い続ければ数年で数十万円になります。LTVで見ると許容できる費用は跳ね上がります。 逆に、単発の依頼で終わる業種は初回単価で判断すべきです。

相場より極端に安い/高い場合の見分け方

極端に安い場合に確認すること

当社も月額5,000円という低価格帯ですが、これより安いサービスも登場しています。 価格そのものを否定はしません。ただし次の3点は確認してください。

SEO会社の選び方はこちらで詳しく解説しています

極端に高い場合に確認すること

月額1万円以下の価格帯を検討している場合は、 格安SEO対策の料金と対象範囲もあわせてご覧ください。 何ができて、何ができないのかを明記しています。

自社に合う価格帯の選び方

事業の状況別・推奨される価格帯
自社の状況推奨理由
商圏が市区町村レベル 月額5,000〜3万円 競合が限られ、高額な施策が不要
全国展開・EC 月額30万円〜 競合が強く、継続的な記事制作が必要
社内に制作担当がいる コンサル 月額10〜30万円 実装費を払う必要がない
まず試したい 返金保証つきの低価格帯 失敗時の損失を限定できる

「自分でやれば無料」という選択肢について: SEOは自社でも実行できます。ただし継続すると月20〜30時間程度の作業になります。 その時間を本業に充てた場合の利益と比べてください。 「無料」ではなく「自分の時間で払っている」という理解が正確です

課金形態は4つある。どれを選ぶか

SEOの費用は「月額いくら」だけではありません。 課金の仕組みが違えば、業者の行動も変わります。

SEOの課金形態と、それぞれの性質
形態相場業者側の動機注意点
月額固定5,000円〜100万円 継続してもらうこと 成果が出なくても費用が発生する。作業範囲の明記が必須
成果報酬1位で日額500〜3,000円 とにかく順位を上げること 上がりやすい語に誘導されやすい。短期的手法のリスク(詳細
スポット10〜100万円/回 納品して終えること 改善提案だけで実装は自社。継続的な検証がない
時間単価1万〜3万円/時 時間を使うこと 総額が読めない。上限の設定が必要

どれが優れているという話ではありません。 重要なのは「その形態で、業者にとって何が得か」を理解しておくことです。 成果報酬なら順位を上げたい、月額固定なら続けてほしい。 その動機が自社の目的と一致しているかを見てください。

費用を左右する7つの変数

同じ「SEO対策」でも見積もりが10倍変わることがあります。 金額の差は、次の7つのどれかで説明できます。 見積もりを比較するときは、この7項目を揃えてから比べてください。

  1. 対策キーワードの競合度。最大の変数です。「SEO」と「歯医者 品川」では作業量が2桁違います
  2. 対象ページ数。10ページのサイトと1万ページのサイトでは、必要な工数がまったく違います
  3. 記事制作の有無。1本3〜10万円。含まれるかどうかで総額が大きく変わります
  4. 実装作業の有無。提案だけか、実際にHTMLを触るか。触るなら制作会社との調整も発生します
  5. レポートの頻度と粒度。週次の自動レポートと、月次の分析レポートでは工数が違います
  6. 担当者の稼働時間。専任か、1人で20社を見ているか。ここを聞くと実態が分かります
  7. 被リンク施策の有無と手法。ここは金額より手法を確認してください被リンクの考え方

見落とされる「社内コスト」

外注費だけを見て判断すると、実際の総コストを見誤ります。 SEOには必ず社内の工数が発生します。

外注した場合に発生する社内工数の目安
作業月あたりの目安誰がやるか
レポートの確認と質問1〜2時間担当者
原稿の事実確認・監修2〜5時間その業務を知っている人
写真・資料の提供1〜3時間現場
サイト改修の社内調整1〜3時間担当者+制作会社
問い合わせ対応の増加成果が出れば増える営業・現場

合計で月5〜13時間。時給3,000円換算で1.5万〜4万円相当です。 月額30万円のSEOは、実際には月額32〜34万円の投資だと考えてください。 逆に言えば、社内工数を確保できないなら、いくら払っても成果は出ません。 当社が月額5,000円でも「レポートは必ず見てください」とお願いしているのは、このためです。

予算別・現実的な打ち手

使える予算ごとの、優先順位
月の予算まずやること狙うキーワード
0円Googleビジネスプロフィールの整備、タイトル・見出しの見直し、内部リンク(自分でやる範囲地域名+業種(1語)
〜1万円上記+外注で内部施策と順位計測地域名+業種(1〜3語)
〜5万円上記+月1〜2本の記事制作地域+業種の周辺キーワードまで
〜30万円戦略設計と分析を含む本格的な運用県単位・業界単位

予算0円の欄を飛ばさないでください。 Googleビジネスプロフィールの整備とタイトルの見直しは無料で、 しかも地域ビジネスでは最も効果が出やすい施策です。 これをやらずに外注しても、費用対効果は上がりません。

SEO対策で使うツールと、その費用を公開します

ここまで見積もりや契約条件の話をしてきましたが、SEO会社の運営コストには人件費のほかにツールの利用料が含まれています。この費用がどれくらいかかっているのかは、あまり公開されていません。当社が実際に使っているツールと月額費用を、そのまま公開します。

ワンコインSEOが利用中のツールと月額費用(2025年8月時点)
ツール用途月額費用評価
Google Search Consoleインデックス・CTR・クエリ分析0円必須
Google Analytics 4流入・行動分析0円必須
キーワードプランナー検索ボリューム調査0円必須
PageSpeed Insights速度計測0円必須
有料キーワードツール(A社)競合分析・順位追跡19,800円主力
被リンク分析ツール(B社)被リンク監視12,800円補助
クローラー(C社)サイト診断・監視9,800円補助
レポート自動化(D社)顧客レポート作成6,800円効率化
有料ツール合計49,200円

データソース:社内のツール契約状況・月額費用・機能評価の記録。集計期間:2025年1月1日〜2025年8月31日。対象:稼働中のツール8種(無料4種・有料4種)。ツール名は契約先の識別を避けるためA社〜D社と表記しています。構成は2025年8月時点のもので、以後の見直しにより変わることがあります。

無料ツール(Google系)だけで、SEOの基本業務は回ります。 有料ツールの月額約49,200円は、複数のお客様の順位・被リンクをまとめて把握し、レポート作成を効率化するための投資です。当社の月額5,000円の内訳のうち、この費用は特定の1社にひもづくものではなく、全契約者に配賦されるコストの一部です。

無料ツールを「必須」に分類しているのは、これらがなければSEOの現状把握そのものができないためです。逆に有料ツールはあくまで作業を効率化するためのもので、契約社数が少なければ無くても運用は成立します。当社が有料ツールを導入しているのは、多数のお客様を並行して担当するうえで、手作業による確認より費用対効果が高いと判断したためです。

格安SEOの価格帯でサービスを続けるには、ツール費用をどれだけ抑えられるかが利益率に直結します。高機能な統合型ツール(月額数万円〜数十万円)を導入すれば分析の幅は広がりますが、その費用は最終的に月額料金に転嫁されます。当社が機能を絞った専用ツールを組み合わせているのは、この転嫁を避けるためです。

この構成が向かないケースもあります。数百ページ規模のサイト診断や、複数の大規模競合を横断的に分析する必要がある場合は、専用の統合型ツール(月額数万円以上)のほうが適しています。当社のツール構成は、地域名を含む複合キーワード1〜3語を対象にした運用に最適化したものであり、大規模サイトの技術監査には向きません。

ツール費用も含めた費用構造全体は月額5,000円の内訳で、提案にツール費用が含まれているかどうかはSEO会社の選び方もあわせてご確認ください。

よくある質問

SEO対策に初期費用はかかりますか?

会社により異なります。サイト診断や初期設計として10万〜30万円を設定している会社がある一方、初期費用を取らず月額のみの会社もあります。比較する際は月額だけでなく初年度の総額で並べてください。なお当社は初期費用・成果報酬・追加請求のいずれもありません。

成果報酬型のほうが安く済みますか?

順位が上がらない期間は費用が発生しないため初期負担は軽くなります。ただし上位表示された月は日額課金が積み上がり、月額固定型より高くなることがあります。また「何位で、どの検索環境で計測した場合に課金するか」の定義が曖昧だとトラブルになりやすい形態です。月額固定型との比較はこちら

費用をかければ必ず上位表示できますか?

できません。検索順位は競合の動きとアルゴリズムの更新に左右されるため、金額と順位は比例しません。高額な契約でも上がらないことはあります。だからこそ、上がらなかった場合の取り扱いを契約前に決めておくことが重要です。

契約期間はどれくらいが一般的ですか?

6ヶ月〜12ヶ月が一般的です。SEOは効果が出るまでに時間を要するため、短期契約では施策の評価ができません。ただし期間の長さそのものより、その期間で成果が出なかった場合にどうなるかのほうが重要です。

月額5,000円で本当に効果は出ますか?

対象を地域名を含む複合キーワードに限定しているため、この価格が成立しています。「SEO」「保険」のような全国規模の単一キーワードは対象外です。

実際の順位推移は実績ページで測定日つきのキャプチャとともに公開しています。上がり幅の小さい事例も含めて掲載しています。

SEO対策の費用相場はいくらですか?

サービス形態によって大きく異なります。SEOコンサルティングは月額10〜50万円、記事制作を含むコンテンツSEOは月額30万円以上、地域キーワードに絞った小規模事業者向けサービスは月額5,000円〜3万円程度が目安です。同じ「SEO対策」という名称でも作業範囲と対象キーワードの競合度が違うため、単純比較はできません。

成果報酬型のSEOは費用を抑えられますか?

順位が上がらない期間は費用が発生しないため、初期の負担は抑えられます。ただし上位表示された月は日額課金が積み上がり、月額固定型より高額になることがあります。また「何位で、どの検索環境で計測した場合に課金するか」の定義が曖昧だとトラブルになりやすいため、契約前に確認が必要です。

格安SEOの価格相場はいくらですか?

格安SEOと呼ばれる価格帯の相場は月額5,000〜30,000円程度です(相場まとめサイトA・2026年5月)。

当社が2026年8月26日に実在する8サービスの公開料金ページを調べたところ、月額5,000円以下は2サービス(25.0%)、5,001〜10,000円が2サービス(25.0%)、成果報酬型が1サービス(12.5%)、価格非公開の「要問い合わせ」が2サービス(25.0%)、月額10万円超が1サービス(12.5%)でした。低価格帯であっても作業範囲と対象キーワードの条件が各社で異なるため、金額だけの比較はできません。詳しくは形態別のSEO費用相場をご覧ください。

SEO対策は何キーワードから始めるのが一般的ですか?

当社の2023年1月〜2025年8月の契約2,441件では、1キーワードプラン(月額5,000円)が1,420件・58.2%で最多でした。2キーワードが27.8%、3キーワードが9.6%、4キーワード以上が4.5%です。

1キーワードで開始した1,420件のうち213件(15.0%)が、後に2キーワード以上へ増やしています。まず1語で運用の型と自社サイトの反応を確認してから広げる進め方が、実際の契約データ上も多数派です。

SEO対策の費用対効果はどう計算しますか?

「対策キーワードの月間検索数 × 想定クリック率 × 問い合わせ率 × 成約率 × 顧客単価」で月間の粗利貢献を概算し、月額費用と比較します。地域キーワードは検索数が少なくても成約率が高いため、検索数だけで判断すると見誤ります。

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