SEO内部対策チェックリスト30項目【2026年版】優先度つき

内部対策は、自サイト内で完結するため確実に実行できるのが利点です。 外部要因に左右されません。

ただし項目が多く、どこから手をつけるかで迷いがちです。 このページは優先度の高い順に並べています。上から確認してください。

優先度の考え方: 最優先 は、できていないと他の施策がすべて無意味になる項目。 は順位への影響が大きい項目。 は差がついたときに効く項目です。

A. インデックス 最優先

ここが通っていなければ、何をしても順位はつきません。 クロール→インデックス→ランキングの3段階のうち、最初の2つです。

A. インデックス(6項目)
#項目確認方法
1主要ページがインデックスされているSearch Console「ページ」レポート
2noindex が意図せず入っていないページのソースを検索
3robots.txt でブロックしていない/robots.txt を開く
4canonical が正しいURLを指しているソースの rel="canonical"
5XMLサイトマップを送信済みSearch Console「サイトマップ」
6JSなしでも本文が読めるソース表示で本文テキストを確認

項目6について。近年のサイトはJavaScriptで本文を描画するものがあります。 Googleはある程度JSを実行しますが、初期HTMLに本文があるほうが確実です。 ブラウザで「ページのソースを表示」して、本文が見当たらなければ要注意です。

B. タイトルと見出し

B. タイトルと見出し(6項目)
#項目基準
7全ページに固有の title がある重複ゼロ
8title の前方に対策キーワードがある全角30文字前後
9h1 が1ページに1つだけ2つ以上は避ける
10h1 が全ページ共通になっていないページごとの主題にする
11見出しを画像で作っていないテキスト+CSS装飾
12見出しの階層を飛ばしていないh2→h4 はNG

項目10と11は、2010年代前半に作られたサイトで最も多い問題です。

項目10:全ページのh1がサイトのキャッチコピーになっていると、 各ページが何についてのページか伝えられません。
項目11:見出しをGIFやPNGで作ると、その文字は検索エンジンに1文字も伝わりません。 加えて拡大・読み上げに対応できず、表示速度も落ちます。この2つを直すだけで順位が動くことがあります。

C. コンテンツ

C. コンテンツ(5項目)
#項目補足
131ページ=1キーワードになっているカニバリゼーション防止
14検索意図に答える構成になっている上位5件が扱う項目を網羅
15他社にない一次情報がある実績数値、事例、写真、料金
16執筆者・監修者と更新日が明記されているE-E-A-T の要件
17他サイトからのコピーがないメーカー説明文の流用に注意

項目14の具体的な進め方:狙うキーワードで実際に検索し、 上位5件の見出しを書き出してください。共通して扱われている項目が「検索意図」です。 それを満たしたうえで、項目15の一次情報を足す。 この手順はこちらで詳しく解説しています

D. 内部リンクと構造

D. 内部リンクと構造(5項目)
#項目補足
18アンカーテキストが「こちら」になっていないリンク先の内容を表す語にする
19主要ページへ複数のページからリンクしているサイトの重心を作る
20孤立ページがないどこからもリンクされていないページ
21パンくずリストがあるHTML+構造化データ
22リンク切れがないSearch Console でも確認可

アンカーテキストの改善例

改善前改善後
料金について詳しくはこちらインプラント治療の料金表はこちら
アクセスはこちら品川駅からのアクセス方法
詳細ページへ屋根修理の施工事例を見る

アンカーテキストはリンク先ページのテーマを示すシグナルとして機能します。 「こちら」ではリンク先が何のページか伝わりません。

内部リンク構造の良い例と悪い例内部リンクの設計で評価が伝わる構造と伝わらない構造の比較。評価が伝わる構造○ トップから3クリック以内で全ページに到達○ 関連ページどうしが相互にリンク○ アンカーテキストが内容を説明している○ パンくずで階層が明示されている○ 重要ページほど多くリンクされている評価が届かない構造× 孤立ページ(どこからもリンクされない)× 全ページから同じリンクを機械的に並べる× 「こちら」「詳細はこちら」ばかり× 階層が深すぎて5クリック以上かかる× リンク先が301や404を返している
内部リンクは「どのページが重要か」をGoogleに伝える手段です。数より、意味のつながりを優先します。

E. URL設計

E. URL設計(3項目)
#項目補足
23HTTPS化され、httpから301リダイレクトされている必須
24www有無・末尾スラッシュ有無でURLが重複していないcanonical か301で統一
25URLを不用意に変更していない変更時は必ず301

項目25はリニューアル時の最大の落とし穴です。 サイトを作り直してURLが変わったのにリダイレクトを設定しないと、 それまで積み上げた評価と被リンクをすべて失います。 URL構造は変えないのが最善で、変えるなら旧→新の対応表を作って301を設定してください。

F. 表示速度・モバイル

F. 表示速度・モバイル(3項目)
#項目基準
26スマートフォンで問題なく表示・操作できるモバイル基準で評価される
27Core Web Vitals が良好LCP 2.5秒/INP 200ms/CLS 0.1
28画像が最適化され、alt が設定されているWebP変換・遅延読み込み

優先順位を誤らないでください。 内容が検索意図に合っていないページを高速化しても、順位は上がりません。 Core Web Vitals は「同程度に良い内容が並んだときの差」として働きます。 まずA〜Dを終えてから取り組んでください。

G. 構造化データ

G. 構造化データ(2項目)
#項目補足
29JSON-LD で事業者情報・パンくずを記述Organization / LocalBusiness / BreadcrumbList
30ページ種別に応じた型を実装FAQPage / Product / Article / Restaurant など

構造化データは順位を直接押し上げるものではありませんが、 検索結果での見え方(リッチリザルト)に影響し、 AI検索が情報を抽出する際の手がかりにもなります

※SEOプラグインが自動出力している場合、手動実装と重複しないよう注意してください。

内部対策を自分でやるか、任せるか

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主要項目の確認手順

チェックリストは「項目を知ること」より「確認できること」が大事です。 ここでは、影響が大きく確認の手間が小さい順に、具体的な確認手順を書きます。 いずれも専用ツールの購入は不要で、ブラウザと Search Console だけで完結します。

① インデックスされているか(所要30秒)

  1. Google Search Console を開く
  2. 上部の検索窓に、確認したいページのURLを貼って Enter
  3. 「URL は Google に登録されています」と出れば正常

「URL が Google に登録されていません」と出た場合、その下の「ページのインデックス登録」の理由を必ず読んでください。 「noindex タグによって除外されました」と書かれていれば、それが原因です。 HTMLの <head> 内から <meta name="robots" content="noindex"> を削除します。

② タイトルが検索結果でどう見えるか(所要1分)

ブラウザで対象ページを開き、タブに表示されている文字がタイトルタグです。 これがそのまま検索結果の見出しになります(Googleが書き換える場合もあります)。

重複の確認は、Search Console の「検索パフォーマンス」でページ別のクリック数を見て、 掲載回数はあるのにクリックが極端に少ないページを探すのが早いです。

③ 見出し構造が壊れていないか(所要2分)

ページ上で Ctrl+U(Macは +option+U)を押してHTMLを表示し、 h1 h2 h3 を検索します。確認するのは3点です。

④ 内部リンクが重要ページに集まっているか(所要10分)

Search Console の「リンク」→「内部リンク」を開くと、 サイト内でどのページが何回リンクされているかが一覧で出ます。

見るべきは順位ではなく偏りです。 売上につながる重要ページのリンク数が、どうでもいいページより少ない場合、 Googleにはそのページが重要だと伝わっていません。 関連するページの本文中から、内容を説明するアンカーテキストでリンクを足してください。 「こちら」「詳細はこちら」ではリンク先の内容が伝わりません。

⑤ 表示速度に致命的な問題がないか(所要3分)

PageSpeed Insights に URL を入れて計測します。 見るのは点数ではなく、上部の「実際のユーザーの環境で評価する」欄です。 ここが実際の訪問者のデータで、点数(ラボデータ)は測定環境による推定値にすぎません。

Core Web Vitals の3指標が「良好」なら、この項目は合格です。 「不良」の場合、原因の大半はサイズを縮小していない画像です。 先に画像を確認してください。

⑥ スマホで実際に使えるか(所要5分)

ツールでは検出できない問題があります。自分のスマホで実際に触ってください。

⑦ 重複URLが生まれていないか(所要5分)

同じ内容が複数のURLで表示されると、評価が分散します。次の4つを実際にブラウザで開いてください。

どれか1つのURLに301リダイレクトで統一されていれば正常です。 4つとも同じ内容が別々に表示される場合は、サーバー側の設定か canonical タグでの統一が必要です。 構造化データの実装はこちらにまとめています。

優先順位について。①〜④が終わっていない状態で⑤以降に進んでも効果は出ません。 表示速度の改善は目に見えて達成感がありますが、 インデックスされていないページをいくら速くしても順位はつきません。 上から順に潰してください。

よくある質問

30項目すべてやらないと効果は出ませんか?

出ます。特にA(インデックス)とB(タイトル・見出し)だけでも順位が動くことは珍しくありません。逆にAが通っていなければ、F・Gをどれだけやっても無意味です。上から順に進めてください。

meta keywords は設定すべきですか?

不要です。Googleはランキング要因として使用していません。設定しても害はありませんが意味もなく、むしろ古い時代の施策が残っているサイトという印象を与える場合があります。

キーワードは本文に何回入れるべきですか?

回数の基準はありません。自然に読める範囲で使われていれば十分です。「品川 歯医者 品川 歯科 品川」のように不自然に詰め込むと、かえって評価を落とします。検索意図に答えているかのほうが重要です

WordPressならプラグインで全部できますか?

できません。プラグインが助けてくれるのはtitle・description・サイトマップ・構造化データの出力など、機械的な部分だけです。項目13〜15(1ページ1キーワード、検索意図、一次情報)と項目18〜19(内部リンク)は人が判断するしかありません。そしてこれらが最も順位に効きます。

内部対策で最も優先すべき項目は何ですか?

インデックスされているかの確認です。noindexの混入、robots.txtのブロック、canonicalの誤設定などで検索結果に出られない状態になっていれば、他のどの施策も無意味になります。Google Search Consoleの「ページ」レポートで確認できます。

見出しを画像で作ってはいけないのはなぜですか?

画像内の文字は検索エンジンにテキストとして伝わらないためです。せっかく対策キーワードを含む見出しを作っても、画像であれば評価されません。加えて拡大表示や読み上げにも対応できず、ファイルサイズによって表示速度も低下します。装飾はCSSで行い、文字はテキストで記述してください。

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