XMLサイトマップの作り方と送信方法【2026年版】必要なサイト・不要なサイト

サイトマップは「検索エンジンに、このサイトにはこのページがあります」と伝えるファイルです。 順位を上げる効果はありませんが、発見とインデックスを助けます。

ただし、すべてのサイトに必須というわけではありません。 このページでは、作り方と送信手順に加えて、そもそも必要かどうかの判断まで整理します。

そもそも必要か

サイトマップが必要な場合・不要な場合
状況必要性
ページ数が数十〜数百あったほうがよい(あって困るものではない)
公開したばかりのサイト必要。外部からのリンクが少なく発見されにくい
内部リンクが整理されていない必要。たどり着けないページがある
ページ数が非常に多い必要。クロールの効率に関わる
数ページの小規模サイト必須ではない。内部リンクで十分たどれる
更新が頻繁必要。新しいページを早く知らせられる

サイトマップを送信しても、順位は上がりません。 あくまで「発見を助ける」ためのものです。 また、送信したページが必ずインデックスされるわけでもありません。 Googleは、要件を満たしていてもクロール・インデックスは保証されないと明記しています。

XMLサイトマップの書式

基本の形は次のとおりです。

各要素の意味
要素必須内容
<loc>必須ページのURL。絶対URLで、正規化されたもの
<lastmod>任意最終更新日。実際に更新したときだけ変える
<changefreq>任意更新頻度の目安。参考程度に扱われます
<priority>任意サイト内の相対的な重要度。順位には影響しません

lastmod を毎日自動更新するのは避けてください。 内容を変えていないのに更新日だけ変わるサイトマップは、 信頼されなくなる可能性があります。 実際に本文を修正したときだけ更新するのが正しい使い方です。

入れてはいけないURL

当社サイトでは、noindex にしている申込フォーム・完了ページ・404ページを サイトマップから除外しています。 逆に言えば、サイトマップに載せるURLは 「検索結果に出したいページ」だけということです。

サイトマップに載せるURLと載せてはいけないURL検索結果に出したい正規URLだけを載せる。noindex、canonicalが別を指す、リダイレクト、404、robots.txtでブロック中のURLは除外する。サイトマップに載せる検索結果に出したいページ200を返す正規URLインデックス可能なページ載せてはいけないnoindex を設定したページcanonical が別を指すページリダイレクトされるURL404 になるURLrobots.txt でブロック中
サイトマップに載せるのは「検索結果に出したいページ」だけです。矛盾する指示を混ぜないでください。

作り方

WordPress の場合

WordPress は標準でサイトマップを生成します/wp-sitemap.xml)。 SEOプラグインを入れている場合は、プラグイン側のサイトマップが使われることが多く、 両方が有効になっていると重複します。 どちらか一方に統一してください。

WordPressサイト100件を調べたところ、16%でXMLサイトマップの設定に問題がありました。 複数のSEOプラグインを併用して二重に出力されているケース、 不要なページ(添付ファイル、タグ一覧など)が含まれているケースが目立ちます。 詳しくはWordPressサイト100件で見つかった設定ミスをご覧ください。

静的サイトの場合

手書きでも問題ありません。ページ数が少ないなら、そのほうが確実です。 ページを追加・削除したときに更新する運用だけ決めておいてください。

Search Console への送信

  1. サイトマップをサイトのルートに置く——例:https://example.com/sitemap.xml
  2. robots.txt に場所を書く——Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
  3. Search Console の「サイトマップ」からURLを送信する
  4. ステータスを確認する——「成功しました」以外なら内容を修正する
  5. 数日後に「ページ」レポートを確認する——検出されたページ数と、除外の理由を見る

送信して終わりではありません。 重要なのは数日後に「ページ」レポートを見ることです。 「検出 - インデックス未登録」が多い場合、 内容が薄い、重複している、といった別の問題が疑われます。 見方はGoogle Search Console の使い方で解説しています。

HTMLサイトマップとの違い

2種類のサイトマップ
XMLサイトマップHTMLサイトマップ
対象検索エンジン訪問者
形式XMLファイル通常のWebページ
主な役割ページの発見サイト内の回遊、内部リンク
SEOへの影響発見を助ける内部リンクとして機能する
必要性中〜大規模で有効ページ数が多いサイトで有効

両方あって困るものではありません。 ただし、HTMLサイトマップを置くだけで内部リンクの設計が完成するわけではない点に注意してください。 重要なページには、本文中から文脈のあるリンクを張るほうが効果的です。 考え方は内部対策チェックリスト30項目をご覧ください。

よくあるご質問

サイトマップを送信すれば順位は上がりますか?

上がりません。サイトマップは検索エンジンにページの存在を伝えて発見を助けるもので、順位を決める要素ではありません。また送信したページが必ずインデックスされるわけでもなく、Googleも要件を満たしてもインデックスは保証されないと明記しています。

小規模なサイトでもサイトマップは必要ですか?

数ページ程度で内部リンクが整理されていれば必須ではありません。ただし公開したばかりのサイト、内部リンクが整理されていないサイト、更新が頻繁なサイトでは有効です。あって困るものではないため、迷うなら設置してかまいません。

noindexのページをサイトマップに入れてもよいですか?

入れないでください。インデックスするなという指示と、登録してほしいという指示が矛盾します。canonicalで別ページを指しているページ、リダイレクトされるURL、404になるURLも同様に除外してください。

lastmodは毎日更新したほうがよいですか?

いいえ。内容を変えていないのに更新日だけ変わるサイトマップは、信頼されなくなる可能性があります。実際に本文を修正したときだけ更新してください。

WordPressの場合はどうすればよいですか?

WordPressは標準でサイトマップを生成しますが、SEOプラグインを入れている場合はプラグイン側が使われることが多く、両方有効だと重複します。どちらか一方に統一してください。実際にWordPressサイト100件を調べたところ、16%でサイトマップの設定に問題がありました。

送信したあと何を確認すればよいですか?

まずステータスが成功になっているかを確認し、数日後にページレポートを見てください。検出されたページ数と、除外されたページの理由が分かります。検出されてもインデックス未登録が多い場合は、内容が薄い、重複しているといった別の問題が疑われます。

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