歯科医院・クリニックのSEO対策|57位から1位の実績とキーワード戦略

歯科医院・クリニックは、SEOの効果が最も明確に出やすい業種のひとつです。 商圏が徒歩・自転車・車で通える範囲に限られ、検索する人の来院意欲がはっきりしているためです。

実績:「歯医者 + 地域名」57位 → 1位

クリニック・歯科医院

歯医者 + 地域名

開始時57 現在1
「歯医者 地域名」の検索順位推移。57位から1位へ上昇し、以降1位を維持している順位計測ツールのグラフ

測定日 2026.07.31/順位計測ツールのキャプチャ

歯科医院・クリニックの検索順位の変動(57位 → 1位)対策前は57位、対策後は1位。検索結果の1ページ目は1位から10位まで。検索結果1ページ目(1〜10位)1位10位20位30位40位50位圏外対策前対策後57位1位
計測日2026年7月31日。対策キーワードは「歯医者 + 地域名」型の地域名を含む複合キーワードです。日付入りの計測キャプチャは実績一覧に掲載しています。

グラフのとおり、対策開始から短期間で上位に到達し、その後は1位を維持しています。 地域名を含む複合キーワードは、上がりきってしまえば順位が安定しやすいのが特徴です。 全国規模のキーワードのように、大手メディアの記事投入で押し下げられることが少ないためです。

なお、すべての案件がこうなるわけではありません。 実績ページでは上がり幅の小さい事例(40位→9位、9位→6位)も掲載しています。 競合の強さは商圏によって大きく変わります。

クリニックで狙うべきキーワードの構造

医院のSEOは「1つのキーワードで1位を取る」より、 複数の層を段階的に押さえるほうが問い合わせにつながります。

クリニック向けキーワードの3つの層
検索数来院意欲
基本層 歯医者 品川/歯科 品川 多い 中〜高
診療科目層 インプラント 品川/矯正歯科 品川/小児歯科 品川 高い
症状・悩み層 歯 痛い 品川/親知らず 抜歯 品川/歯 白く 品川 少ない 非常に高い

1キーワードだけ選ぶなら

「歯医者 + 地域名」を推奨します。 最も検索数が多く、かつ「今すぐ通える歯科を探している」意図が明確だからです。 ただし競合も最も多い層なので、商圏の医院数によっては上がりにくいことがあります。

2〜3キーワード選べるなら

基本層に加えて、自院が最も利益率が高い診療科目+地域名を組み合わせます。 インプラント、矯正、審美、ホワイトニングなど、自費診療につながる科目が候補です。

試算の考え方:「インプラント 地域名」は月間検索数が少なくても、 1件成約すれば数十万円の売上になります。検索数ではなく、1件あたりの粗利で判断してください。 費用対効果の計算方法はこちら

クリニック特有の注意点

1. 医療広告ガイドラインへの配慮

医療機関のウェブサイトは医療広告規制の対象です。 SEOのために書いた文章が規制に触れないよう、掲載前に確認してください。

※具体的な判断は厚生労働省の「医業若しくは歯科医業又は病院等に関する広告等に関する指針」および所轄保健所にご確認ください。当社は法的助言を行う立場にありません。

2. E-E-A-Tの要求水準が高い

医療は人の健康に関わる分野のため、Googleが求める信頼性の基準が特に高くなります。 次を必ずサイトに掲載してください。

3. 診療科目ごとにページを分ける

1ページに全診療科目を詰め込むと、どのキーワードでも中途半端になります。 1ページ=1キーワードの原則に従い、 インプラント、矯正、小児歯科をそれぞれ独立したページにしてください。

SEOとMEO、クリニックはどちらを優先すべきか

どちらも必要です。「歯医者 品川」で検索すると、 地図つきの枠(ローカルパック)と通常の検索結果の両方が表示されます。

地図枠に入っていても通常の検索結果に自院サイトが出ていなければ取りこぼしますし、その逆も同じです。 この2つは補完関係にあります

費用をかけずに、今日からできること

  1. Googleビジネスプロフィールを埋め切る(カテゴリ、診療時間、写真、属性)
  2. 院名・住所・電話番号の表記を、サイトと各種掲載サイトで完全に統一する
  3. 口コミに返信する

この3つは無料で、地域ビジネスで最も効果が出やすい施策です。 先にこれを終えてから、外注を検討してください。

「歯医者 + ご自身の地域名」の空きを確認できます

同一キーワードは1社限定です。すでに近隣の医院が押さえている場合もあります。
1キーワード月額5,000円(税抜)、仮申し込みの時点で費用は発生しません。

キーワードの空きを確認する 入力3ステップ・約1分

歯科医院が検索されるのは、どういう場面か

歯科医院を検索する人の多くは、すでに困っている状態です。「昨夜から歯が痛い」「詰め物が取れた」「歯科検診で要治療と言われた」——つまり、比較検討にかける時間が短く、近くて、今日か明日に診てもらえるところを探しています。

一方で、インプラント・矯正・審美といった自由診療は逆です。金額が大きいため数週間から数ヶ月かけて比較します。この2つは検索する人の行動がまったく違うので、同じページで両方に応えようとすると、どちらにも刺さらないページになります。

1ページ1目的に分けてください。「一般歯科・急患対応」のページと「インプラント」のページは、対策キーワードも書くべき内容も別です。当社が57位から1位まで動かせたのも、対象を絞ったからです。

キーワード候補の作り方

地域名との掛け合わせは1通りではありません。 同じ商圏でも、検索する人の状況によって使う言葉が変わります。 実際に候補を出すときは、次の軸で組み合わせを作ってください。

歯科医院のキーワード候補(掛け合わせの軸)
組み合わせの例検索する人の状況
診療科目矯正歯科/小児歯科/口腔外科/審美歯科 + 地域名特定の治療を受けたい
症状・悩み歯が痛い/親知らず/歯周病/口臭 + 地域名症状から探している
通いやすさ夜間/土日診療/駐車場あり/駅近 + 地域名仕事や育児の都合がある
自由診療インプラント/セラミック/ホワイトニング + 地域名費用を比較している
対象者小児/子連れ/高齢者/訪問診療 + 地域名家族のために探している

歯科は1つの市区町村に数十軒あるのが普通です。「歯医者 + 市区名」だけで戦うより、上の軸を掛けて自院の強みが競合より明確に上回る領域を選ぶほうが、結果的に早く問い合わせにつながります。

候補が出たら、実際に検索してください。 上位10件の顔ぶれを見て、同規模の事業者が3件以上いれば入る余地があります。 判断の詳しい手順はSEOキーワードの選び方にまとめています。

この分野で上位にいるのは誰か

歯科は上位の顔ぶれがはっきりしています。相手を知らずに戦うと、勝てない場所で消耗します。

上位に表示される競合のタイプと、地域事業者の勝ち筋
競合のタイプ強み地域事業者の勝ち筋
歯科ポータル(EPARK等)ドメインが強く、予約機能を持つポータルには書けない診療方針・症例・院長の経歴で差をつける
大手チェーン複数拠点で被リンクとサイテーションが多い地域を1つに絞れば、掛け合わせキーワードで上回れる
近隣の個人医院条件はほぼ互角サイトの情報量と更新頻度で差がつく。ここが主戦場

歯科医院のSEOでよくある失敗

症例写真だけを並べて、文章がない
画像は検索エンジンが読めません。症例ごとに「主訴・治療内容・期間・費用・リスク」を文章で書いてください。これは医療広告ガイドライン上も必要な記載です。

「痛くない治療」「絶対に安心」と書いてしまう
医療広告ガイドラインで禁止されている表現です。SEO以前に行政指導の対象になります。事実に基づく記述に置き換えてください。

院長の情報がない
歯科はYMYL領域です。誰が診察するのかが分からないサイトは、Googleからも患者からも信頼されません。経歴・所属学会・資格を明記してください。

SEOとあわせて効く施策

検索順位だけを上げても、問い合わせにつながらなければ意味がありません。 歯科医院の場合、次の施策を並行するかどうかで結果が変わります。

歯科は競合が多い一方、検索する人が「近い」を強く優先する業種です。全国区で戦う必要はありません。自院が実際に通ってもらえる範囲に絞れば、月5,000円の施策でも十分に順位は動きます。

医療広告ガイドラインの実務——何が書けて、何が書けないか

歯科医院のサイトは医療法の広告規制(医療広告ガイドライン)の対象です。 2018年の改正でウェブサイトも規制対象になり、違反すると中止命令・是正命令、 従わない場合は罰則の対象になります。 SEOで順位を上げる前に、掲載してよい内容かどうかを確認してください。

「限定解除」で書けるようになるもの

患者が自ら検索して閲覧するウェブサイトは、一定の要件を満たすと 通常は広告できない事項も掲載できます。これを限定解除といいます。 要件は次の4つです。

限定解除の要件(自由診療の場合)
要件具体的に書くこと
問い合わせ先の明記電話番号、メールアドレス等を分かりやすく表示
治療内容の説明どのような治療を、どの手順で行うか
費用の明示標準的な費用。幅がある場合は上限と下限
リスク・副作用の明示主なリスク、副作用、想定される期間・回数

ビフォーアフター(症例)写真も、この要件を満たせば掲載できます。 ただし条件があり、写真ごとに「治療内容・治療期間と回数・費用・リスクと副作用」を、 写真の近くに、患者が読める大きさの文字で併記する必要があります。 写真だけを並べるページは違反になります。

限定解除しても掲載できないもの:患者の体験談

ここを誤解しているサイトが非常に多いのですが、 治療内容や効果に関する患者の体験談は、限定解除の対象外です。 個人の状態や主観に左右され、他の患者に誤認を与えるおそれがあるためです。 要件を満たしても掲載できません。
「患者様の声」ページは、この規制に抵触する可能性が高いので、 掲載している場合は内容を確認してください。

Google の口コミはどう扱われるか

患者が自発的にGoogleビジネスプロフィールやSNSに書いた感想は、 医院が出した広告ではないため規制の対象外です。 ただし、医院側が投稿を依頼したり、good な口コミだけを選んで自院サイトに転載すると、 「体験談広告」として違反になり得ます。

実務上の線引き。 Googleの口コミはそのまま自然に集まる状態にしておくのが安全です。 自院サイトに転載するのではなく、Googleビジネスプロフィールへのリンクを置くにとどめてください。 これはMEO対策としても正しい設計です。

使えない表現

SEOの観点でも、規制に沿った書き方のほうが有利です。 「痛くない」より「麻酔前に表面麻酔を使用し、33ゲージの細い針を使っています」のほうが 具体的で、検索している人の疑問にも答えています。 E-E-A-Tの観点からも、根拠のある記述が評価されます。

診療科目ごとのページ設計

歯科医院のサイトで最も多い失敗が、1ページにすべての診療科目を詰め込むことです。 保険診療と自由診療では、検索する人の状態も、必要な情報量もまったく違います。

診療内容別・ページの作り分け
診療内容検索する人の状態ページに必要なもの
一般歯科・急患今日か明日に診てほしい当日枠の有無、診療時間、アクセス、電話番号
小児歯科子どもを通わせられるか不安ベビーカー・キッズスペース、待ち時間、対応方針
矯正歯科数ヶ月かけて比較検討装置の種類、期間、総額、リスク、症例(要件つき)
インプラント高額なため慎重に比較術式、使用メーカー、保証、総額、リスク、術者の経歴
ホワイトニング価格と回数を比較方式別の料金、回数、持続期間、後戻りの説明
予防・定期検診近所で通いやすいところ検診の内容、費用、頻度、予約の取りやすさ

それぞれ別ページにして、1ページ1キーワードで設計します。 「インプラント + 地域名」で検索した人に、一般歯科の総合ページを見せても、 知りたい情報にたどり着けません。

ただし、いきなり全部作らないでください。 自院の売上構成で大きい順に、1ページずつ作ります。 薄いページを6つ作るより、厚いページを2つ作るほうが結果が出ます。 内部リンクの設計は内部対策チェックリストを参照してください。

来院までの導線で、取りこぼしを減らす

順位が上がっても予約が増えないケースの原因は、ほぼこの4つです。

歯科医院サイトの離脱要因と対策
要因対策
診療時間が探しにくいページ上部に固定表示。曜日別の表で、昼休みも明記
電話がタップできない<a href="tel:...">で実装。歯科で最も損失が大きい実装ミス
初診の流れが分からない所要時間、持ち物、初診料の目安を書く
Web予約が使いにくい項目を減らす。深夜・早朝の予約需要を取りこぼさない

とくに「初診の流れ」は検索される割に書かれていない情報です。 「歯医者 初診 流れ」「歯医者 初診 持ち物」といった検索が実際にあります。 自院の情報として書けば、そのまま集客ページになります。

歯科ポータルサイトと、どう向き合うか

「歯医者 + 地域名」で検索すると、上位は歯科の予約ポータルサイトで埋まっていることが多くあります。 ここで多くの医院が「勝てない」と判断してしまいますが、 実際に戦う場所はそこではありません。

キーワードの層と、ポータルとの力関係
検索キーワードの層ポータルの強さ医院サイトの勝算
歯医者+都道府県非常に強い低い。狙わない
歯医者+市区名強い条件次第。中長期
歯医者+駅名やや強い十分に狙える
インプラント+駅名弱い狙いやすい
歯医者+駅名+土曜弱い取りやすい
親知らず 抜歯+駅名弱い取りやすい

ポータルは「広く浅く」の情報しか持てません。 特定の治療について深く書いたページ、 自院の設備や術者について具体的に書いたページには、構造的に勝てない領域があります。 下の4層から着手するのが定石です。

ポータルに登録していても、自院サイトのSEOは無駄になりません。 ポータル経由で医院名を知った人は、次に「医院名」で検索して公式サイトを確認します。 このとき自院サイトの情報が薄いと、そこで離脱します。 ポータルは接触、自院サイトは決定——役割が違います。

歯科の需要には、はっきりした波がある

検索の増減を知っておくと、いつコンテンツを用意しておくべきかが決まります。

いずれも、需要が発生してから作っても間に合いません。 検索エンジンに評価されるまで時間がかかるためです。 詳しくは1年間の運用スケジュールをご覧ください。

よくあるご質問

近隣の医院がすでに契約していたら、どうなりますか?

同一キーワードは1社限定でお受けしているため、先約がある場合はそのキーワードではお受けできません。その場合は隣接エリアの地名や、別の診療科目キーワードをご提案します。空き状況はこちらで確認できます

「患者様の声」のページは掲載してはいけないのですか?

治療内容や効果に関する患者の体験談は、医療広告ガイドラインで広告が認められていません。ウェブサイトの限定解除要件を満たした場合でも、体験談は対象外です。個人の状態や主観に左右され、他の患者に誤認を与えるおそれがあるためです。掲載している場合は内容の見直しをおすすめします。

症例写真(ビフォーアフター)は載せられますか?

限定解除の要件を満たせば掲載できます。ただし写真ごとに、治療内容・治療期間と回数・費用・主なリスクと副作用を、写真の近くに患者が読める大きさの文字で併記する必要があります。写真だけを並べるページは違反となります。

Googleの口コミをホームページに転載してもよいですか?

医院が口コミを選別して自院サイトに転載すると、体験談広告として医療広告ガイドラインに抵触するおそれがあります。患者が自発的にGoogleに投稿した口コミ自体は医院の広告ではないため規制対象外です。転載ではなく、Googleビジネスプロフィールへリンクする形をおすすめします。

歯科のポータルサイトに登録していれば、自院サイトのSEOは不要ですか?

役割が異なります。ポータルは接触の入口ですが、そこで医院名を知った人は次に医院名で検索し、公式サイトを確認します。このとき自院サイトの情報が薄いと離脱につながります。またポータル内のページは自院ドメインではないため、SEO対策の対象にできません。

診療科目ごとにページを分けたほうがよいですか?

分けたほうが有利です。インプラントで検索する人と小児歯科で検索する人では、知りたい情報も検討期間も異なります。ただし薄いページを一度に増やすより、売上構成の大きい科目から1ページずつ厚く作るほうが結果が出ます。

「痛くない治療」と書くのは問題ありますか?

痛みの感じ方には個人差があるため、誇大広告に該当するおそれがあります。使用している麻酔の方法や針の太さなど、具体的な事実を書くほうが安全であり、検索している方の疑問にも答えられます。

どれくらいで順位が動きますか?

商圏の競合状況によりますが、地域名を含む複合キーワードでは3〜6ヶ月で変化が見え始めるのが一般的です。医院数の多い都心部ではより時間がかかります。着手した翌週に上がることはありません

ホームページがないのですが、対策できますか?

対策する対象がないため、SEOはできません。まずサイトの制作が必要です。なおポータルサイト(歯科検索サイト)内のページはSEO対策の対象外です。自院のドメインで運営するサイトが必要になります。

歯科医院のSEOで狙うべきキーワードは何ですか?

まず「歯医者 地域名」または「歯科 地域名」を軸にします。そのうえで自院の強みが出せる診療科目(インプラント、矯正、審美、小児歯科、口腔外科など)+地域名を組み合わせます。診療科目キーワードは検索数が少ない代わりに、来院意欲が明確に高い層が検索するため成約率が高くなります。

医療広告ガイドラインはSEOにも関係しますか?

関係します。医療機関のウェブサイトも医療広告規制の対象です。治療前後の写真の掲載条件、体験談の扱い、「最新」「日本一」などの表現には制限があります。SEOのために書いた文章が規制に触れないよう、掲載前に確認が必要です。

クリニックはSEOとMEOのどちらを優先すべきですか?

どちらも必要です。「歯医者 地域名」で検索すると、地図つきの枠と通常の検索結果の両方が表示されます。地図枠に入っていても通常の検索結果に自院サイトが出ていなければ取りこぼします。まず無料でできるGoogleビジネスプロフィールの整備から着手し、あわせてサイト側のSEOを進めるのが効率的です。

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