ペットサロン・ペットホテルのSEO対策【2026年版】|犬種別と「預ける不安」への設計

ペットに関するサービスは、飼い主にとって家族を預ける行為です。 価格や近さだけで選ばれることは、実はあまりありません。

「この人になら任せられる」と思ってもらえるかどうか。 サイトに書くべきことは、そこから逆算して決まります。

このページは、ペットサロンのSEO対策の設計をまとめた解説です。 当社は、順位計測ツールのキャプチャと測定日を添えた形でのみ実績を公開しています。 ペットサロンの実測値は下のセクションに、 他業種の記録はSEO対策実績実測データに掲載しています。

第一種動物取扱業の登録を明記する

トリミング、ペットホテル、しつけ教室などを業として行う場合、 動物愛護管理法に基づく第一種動物取扱業の登録が必要です。 登録を受けた事業者は、事業所ごとに標識の掲示が求められます。

この情報をサイトに書いているサロンは、意外と多くありません。 登録番号、登録の種別(保管・訓練など)、 動物取扱責任者の氏名をテキストで記載してください。 無登録業者に関する報道もあり、 飼い主が確認したいと考えている情報です。 書いてあるだけで信頼につながります。

実績:23位 → 5位

ペットサロンの検索順位の変動(23位 → 5位)対策前は23位、対策後は5位。検索結果の1ページ目は1位から10位まで。検索結果1ページ目(1〜10位)1位10位20位30位40位50位圏外対策前対策後23位5位
計測日2026年7月31日。対策キーワードは「トリミング + 地域名」型の地域名を含む複合キーワードです。あわせて「ペットホテル + 地域名」では34位から8位へ変化しました。日付入りの計測キャプチャは実績一覧に掲載しています。

トリミングとペットホテルでは、同じ店舗でも順位の動き方が違いました。 トリミングは23位から5位、ペットホテルは34位から8位です。 用途ごとにページを分けたことが、この差につながったと考えています。

犬種・悩み・条件で絞る

「トリミング + 地域名」は競合が厚い一方、 その下の層はほとんど手つかずです。

掛け合わせの軸とキーワード例
競合
犬種トイプードル カット+地域名、柴犬 トリミング薄い
カットスタイルテディベアカット、サマーカット薄い
年齢・体調シニア犬 トリミング+地域名非常に薄い
性格・状態噛む犬 トリミング、暴れるほぼ競合なし
猫 トリミング+地域名非常に薄い
預かりペットホテル 長期+地域名、多頭
条件送迎あり、日曜営業、当日予約薄い
皮膚・被毛の悩み薬用シャンプー、皮膚が弱い犬薄い

「シニア犬」「噛む犬」「猫」は、とくに狙い目です。 これらは断られた経験を持つ飼い主が、必死で探している領域です。 対応できるのであれば、条件を明記したページを作ってください。 検索数は少なくても、見つけた人は確実に問い合わせます。

「預ける不安」に、先回りして答える

飼い主が最も知りたいのは、料金でもカットの上手さでもなく、 自分の犬・猫が安全に過ごせるかです。

飼い主の不安と、書くべきこと
不安サイトに書く内容
どんな環境かケージのサイズ、室温管理、清掃の頻度、写真
誰が担当するかトリマーの氏名、資格、経験年数、写真
体調が悪くなったら提携動物病院、連絡の手順、対応方針
他の犬と一緒か個別対応か、フリースペースか
様子が分かるか写真の送付、カメラの有無
シニアや持病でも預かれるか受け入れ条件を具体的に。断る場合の基準も
ワクチンは必要か必要な証明、接種からの期間
どのくらい時間がかかるか犬種・サイズ別の目安

「受け入れられない条件」も明記してください。 持病、高齢、攻撃性、ワクチン未接種など、 断る基準を先に書くほうが、双方にとって安全です。 連れて行ってから断られる経験は、飼い主にとって非常に負担が大きく、 低評価の口コミにもつながります。

写真と料金の見せ方

毛玉の追加料金は、この業種で最もトラブルになりやすい部分です。 どの程度から追加になるのか、写真つきで説明しているサロンはほとんどありません。 ここを明示するだけで、当日のトラブルが減り、口コミの評価も安定します。

この業種でよくある、5つの失敗

1. 第一種動物取扱業の登録情報を書いていない

登録番号、種別、動物取扱責任者の氏名をテキストで記載してください。無登録業者に関する報道もあり、飼い主が確認したい情報です。書いてあるだけで信頼につながります。

2. 「トリミング+地域名」だけを狙っている

競合が厚い層です。犬種、カットスタイル、シニア犬、噛む犬、猫といった軸で絞ると競合が一気に薄くなります。とくに他店で断られた経験を持つ飼い主は、対応してくれる店を必死で探しています。

3. 料金が「小型犬◯◯円」だけになっている

同じ小型犬でも犬種によって作業量が大きく異なります。犬種別の料金表にし、オプションが基本料金に含まれるかどうかも明記してください。とくに毛玉やもつれの追加料金は、条件を写真つきで説明するとトラブルが減ります。

4. 素材サイトの写真を使っている

飼い主が知りたいのは、自分の犬が過ごす実際の環境です。ケージのサイズ、トリミング台、待機スペースの実物写真を載せてください。担当するスタッフの写真も、預ける判断に直結します。

5. 受け入れられない条件を書いていない

持病、高齢、攻撃性、ワクチン未接種など、断る基準を先に書くほうが双方にとって安全です。連れて行ってから断られる経験は飼い主の負担が大きく、低評価の口コミにもつながります。

いずれも、順位を上げる前に潰しておくべきものです。 流入が増えても、これらが残っていれば問い合わせにはつながりません。

最初の90日でやること

1〜30日目

  1. 第一種動物取扱業の登録番号・種別・動物取扱責任者を明記
  2. 犬種別・サイズ別の料金表を掲載
  3. オプションと追加料金の条件を明記
  4. 店内とスタッフの実物写真を掲載
  5. Googleビジネスプロフィールの整備

31〜60日目

  1. 受け入れ条件のページ。ワクチン、持病、高齢、性格
  2. 犬種別ページを2〜3本。来店の多い犬種から
  3. ペットホテルの1日の流れ
  4. 提携動物病院と緊急時の対応方針を明記

61〜90日目

  1. シニア犬・持病のある子への対応ページ。競合が非常に薄い
  2. 猫の対応があればそのページ
  3. 皮膚・被毛の悩み別ページ
  4. 施術例を犬種別に蓄積。飼い主の許可を得たもののみ

この業種は口コミの影響が非常に大きい業種です。順位を上げると同時に、期待値を正しく設定して低評価を防ぐ設計をしてください。書いていない制約が、後から不満に変わります。

自社でやるか、外注するか

ここまでの内容は、すべて自社で実行できます。 実際、受け入れ条件と料金表を整えるだけでも、問い合わせの質が変わります。 ただし、続けられるかどうかは別の問題です。

自社でやる場合と、外注する場合の違い
項目自社でやる外注する
費用かからない月額が発生する
内容の正確さ自社が最も詳しいヒアリングの精度による
技術的な設定調べる時間が必要任せられる
継続性止まりやすい続く
効果の判断見方の習得が必要報告を受けられる

現実的なのは、分担することです。 犬種ごとの注意点やカットの説明は、トリマー本人が書くほうが伝わります。 内容は自社が書き、技術的な部分と方針は外部に任せる—— この形が、費用と品質のバランスが最もよくなります。 自分でやる場合の手順はSEO対策は自分でできる?にまとめています。

順位が上がらないときの、切り分け

数ヶ月やっても動かない場合、原因は次のどれかです。 上から順に確認してください。

  1. そもそもインデックスされていない——Search Console で登録状況を確認します。ここが原因であれば、他を見ても意味がありません
  2. キーワードの選定が現実的でない——大手が占めている領域を狙っていないか。もう一段絞れないかを検討します
  3. ページの内容が薄い——検索している人の疑問に答えきれているか。競合のページと並べて比較します
  4. 期間が足りない——犬種や条件で絞ったキーワードなら、3〜5ヶ月で動くことがあります
  5. 技術的な問題——表示速度、スマートフォン対応、重複ページなど
  6. 指名検索が取れていない——店名で検索したときに自社サイトが上位に出ているかを確認してください

順位が下がった場合の切り分けは、原因ごとに手順が違います。 アルゴリズムの更新なのか、自サイトの問題なのか、競合の動きなのか—— 詳しくは検索順位が下がった原因の切り分け方をご覧ください。

よくあるご質問

第一種動物取扱業の登録は、サイトに書くべきですか?

書いてください。トリミングやペットホテルを業として行う場合、動物愛護管理法に基づく登録が必要で、事業所ごとの標識掲示も求められます。登録番号、種別、動物取扱責任者の氏名をテキストで記載すると、飼い主の確認したい情報に応えられます。

どんなキーワードが狙い目ですか?

犬種、カットスタイル、シニア犬、噛む犬や暴れる犬、猫といった軸です。とくにシニア犬や気性の難しい子は、他店で断られた経験を持つ飼い主が必死で探しています。検索数は少なくても、見つけた方は確実に問い合わせます。

料金はどこまで細かく書くべきですか?

犬種別に書いてください。同じ小型犬でも犬種によって作業量が大きく異なります。爪切りや耳掃除、肛門腺が基本料金に含まれるかどうかも明記し、毛玉やもつれの追加料金は条件を写真つきで説明するとトラブルが減ります。

受け入れられない条件は書くべきですか?

書いてください。持病、高齢、攻撃性、ワクチン未接種などの基準を先に示すほうが双方にとって安全です。連れて行ってから断られる経験は飼い主の負担が大きく、低評価の口コミにつながります。

写真は何を載せればよいですか?

ケージ、トリミング台、待機スペースといった実際の店内写真と、担当するスタッフの写真です。素材サイトの写真では、飼い主が知りたい情報が伝わりません。飼い主が知りたいのは、自分の犬が過ごす実際の環境です。

緊急時の対応について書くべきですか?

書いてください。預けている間に体調が悪くなったらどうなるのかは、飼い主が最も不安に思う点です。提携している動物病院、連絡の手順、判断の方針を明記しているサロンは多くなく、それだけで差がつきます。

口コミ対策はどうすればよいですか?

期待値を正しく設定することが最も効きます。追加料金の条件、所要時間、受け入れ条件を先に明記しておけば、当日のトラブルが減り、低評価も減ります。書いていない制約が後から不満に変わる、という構造を理解してください。

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